今週の戦略

 先日の記事で銀行株の動きが弱いことを指摘したが、これは日本に限ったことではなく世界的な動きのようだ。 特に欧州の銀行株はその傾向が顕著である。 この銀行株が弱い理由として言われているのが、英国のEU離脱を受けて為替、株式の相場が急変したことでデリバティブに絡む金融機関取引で多大の損失を抱えてしまった可能性があるからというものである。 本当に損失を出したのかどうか実際のところは分からないが、個人的には上記理由に関しては疑問視するのである。 全く降って湧いた事象ならその可能性はそこそこあると思うが、今回は離脱という結果になれば相場がどう動くかぐらい事前に分かっていたことである。 それを金融のプロである機関がそのリスクを考慮せずにいたとは考えられないのである。 もし残留に賭けていたというのであればそれは金融機関ではなく賭博機関である。 まぁ私が想像するに残留にすべてを賭けていたわけではないが、ある程度は残留に比重を置いたポジションをとっていたところ離脱という結果になって相場が大きく動いたので、ポジション量としては大きくなかったが思った以上に値幅が出て損失が膨らんだということなのかもしれない。 それにしても変動値幅を読みそこなったというだけでプロ機関としてどうなの? と思ってしまうが。 まぁプロ機関という認識そのものに誤りがあるのかもしれない、プロだって負けるときは負けるんだから今回の急変動でもそれが発現しただけのことなんでしょうかね。 ドイツ銀行みたいに今まで既にかなりの損失を出してきたところだったら、今回の急変で更にいくらか損失を積み上げたことになったであろうと思われるから、いよいよ大丈夫か?ということなんだろう。 ドイツ銀行に限らずもしどこかの銀行が破たんということになれば、その影響は他の銀行にも及ぶことは間違いない。 そういった意味合いで銀行株は戻せないでいるんだろうと思う。

 で今週のトレードをどうするかということになるが、SQ及び雇用統計については完全無視である。 基本スタンスはいつも通りの売り上がり、買い下がりであるが、今週のトレードには課題がある。 何かというと買い玉の手仕舞をしておいた方がいいと思っていて、そのタイミングをとらえる必要がある。 先週から買い玉の手仕舞についてはタイミングを探っていて、この値になったら決済しようと思っていたのだが銀行株の軟調な動きでそこまで戻すことがなかった。 恐らく今週もその値に届くような動きになりそうもないことから、ここらで決済してしまう方が後々のトレードにとっては得策であると考えるものである。 ということで今週の早い段階で決済するつもりではいるが、明日から少しも戻すことなく下げて行くようなら買い玉の決済は見送りする。 決済を見送ったところで同値売り玉のおかげで損失が膨らむことはないのだから別に問題はない。 その時はまた別のタイミングを探ることになる。 ということで今週戻していくなら買い玉を決済して、更に戻すなら売り増しする。 今週下げて行くなら3単位の売り玉を順次決済していくだけのことである。 どちらに動いてくれてもかまわないが、そこそこ大きく動いてくれることを望むだけである。


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