自動車産業の行く末

 私が今住んでいるマンションに引っ越してきて30年近くが経つが、総戸数40戸に対し地下駐車場の駐車可能台数は24戸分しかなく、多くの住戸が順番待機待ちをせざるを得ない状態であった。 私の家もその中の1戸だったのだが、あぶれた家は道を挟んでマンションのすぐ前にある青空駐車場を借りるしかなかった。 それでもまだ借りれた家は良い方で、そこも借りれない家はもっと遠くの歩いて2,3分のところにある駐車場を借りていた。 それがここ数年前から24台しか停めれない当マンションの地下駐車場でさえ空きが埋まらない状況になり、一家で複数台停めてもいいことにして何とか埋まった。 それでもここ最近は空きができる状況になって来ていて、マンションの管理費の収入に支障が出るような状態である。 マンションの駐車場でこのような状態なのだから、近くの他の駐車場も同様に空きができていて埋まらないのだろう。 そのことを象徴するような出来事も起こっていて、当マンションの前にある駐車場の一部がコインパーキングになってしまった。 しかし私は思うのだが誰が使用するのだろう? 当マンションの隣は某大型スーパーなのだが、そのスーパーには敷地、屋上、地下と十分な駐車スペースがあり買い物客が駐車できなくて困るようなことはない。 だったら他に誰が? 私が考え付くのは、その駐車場の下が某私立学園のグランドで土・日なんかに野球やサッカーの練習試合が行われており、それを見学に来る父兄の車はグランドの駐車場があるのでそこに停めることになるが、十分なスペースとは言えないからそこに停めれなかった人が利用するのかな、ぐらいである。 まぁ私が別に地主の心配なんかする必要はないからどうでもいいことなんだが、世間はことほど左様に車の保有台数が減ってきているということである。 少子化ということも有り、これからますます保有台数が減少することは明白である。 そのような状況の中で自動車産業がこれからさらに成長するとは思えない、良くて現状維持というところではないのか? いや、現状維持も厳しいような気がするが・・・。 メーカーにすれば保有台数(生産台数)が減る分、高付加価値の車を生産して1台当たりの利益を増やすという方法しかないのではないかと思う。 それでやっと(利益面で)現状維持なんじゃないか? でも私は個人的にはそれでいい、十分だと思っている。 電気自動車や超低燃費車や自動運転の車が完成したらそれ以上自動車産業に求めるものってなんかある? そこまで到達したら自動車産業は社会的にもう十分に役目は果たしたことになるんじゃない? そうなればもう買い替え需要に対応するだけだから企業規模は今より小さくなるのは必然だろうと思う。 いかなる業種、企業も栄枯盛衰が必然で、一般的には栄えている時期は30年と言われていることからすれば自動車産業はもう十分その期間を謳歌してきたのだから。


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