今後の相場展開を考える

 昨日寝れなくて不足していた睡眠時間は今日その分多く寝たところで目が覚めました。 よくできてますね、人間の身体は。 でそんなスッキリした頭の状態でこれからの相場展開について思いを巡らせてみました。 昨夜のNYもそこそこ上げて引けており一旦の底は入ったのかなという感じです。 となると来週からは戻りに入って行くことになるのでしょうが、今回の下げに対して一本調子で戻ることはまず考えられない。 これだけの下げがあった後の戻りは二番底、場合によっては三番底があるのが普通である。 まぁそのような上下があるとしても最終的にどこまで戻すのかとなると、ピンポイントでここまで戻るなんて言うことは不可能であるが、この範囲でと言うことは可能であると思う。 ただその前にこれから先どのような相場になると考えるかで戻りの範囲も変わってくる。 つまり下げ相場になると考えるのかあるいは保ち合い相場になると考えるのかで変わってくる。 今のところではどちらの可能性もあるので両方の場合について考えてみる。 尚、上げ相場になる可能性は3パーセントもないと思っているのでここでは無駄だから考えない。 まだ今月末が来ていないので今月の足が確定してないが月足チャートを見る限りにおいては下げ相場になる、いやもう既になっていると判断するのが妥当であると思う。

 と言うことでまず下げ相場ということで戻りの目途を考えてみたい。 最初に結論から言ってしまうと日経平均で言えば18,000円から18,500円の範囲と考えるのがごく常識的な考え方になる。 この範囲より上振れはあっても下振れはない。 つまり最低でも18,000円を回復しない事には次の下げ波動に入ることができないはずだからである。 あ、その前にこの18,000円という数字の根拠を言っておくと、天から底までの半値位置ということです。 仮にもしこの18,000円を回復することなしに次の下げ波動に入り21日の直近安値を割り込んだ場合、いずれどこかで反転し、反転地点を底とした半値位置までは必ず戻ります。 今後は下げ相場ということなら以上のとおりの考え方で良いんじゃないでしょうか。

 次に保ち合い相場ということならどうなのかですが、正直個人的にはチャートから見る限り保ち合い相場になる可能性も低いと考えております。 が、一応可能性としては上昇相場よりは遥かに高いので検討の余地はあるかと思います。 まぁ保ち合い相場というぐらいですから上値と下値はある程度決まってくるのですが、これから先の相場は上にも下にもオーバーシュートする可能性を考えておく必要があると思われる。 にしても今回の最終的な戻りの目途としては19,000円程度が限界かなという感じですがこれは正直自信がないです。 もっとはっきり言うと「分かりません」となります。 何故自信がない、分からないかというと、私にはチャートを見て保ち合い相場になるというイメージがどうしても湧いてこないからです。 無理矢理イメージしてひねり出した数字が先の19,000円というもので、書いた後にこう言うのもなんですが全くあてにならないと思います。 要するに私の頭の中は既に下げ相場に入ったという前提でしか物事を考えられなくなっているということなんでしょう。

 とまぁこのような独断と偏見で凝り固まった私なりの今後の相場展開でございました。 考え方は人それぞれ違って当然ですが、少なくとも私は以上のように考えておりますので来週以降のトレード方針も当然この考え方に沿ったものになります。 では来週に備えてあと1日英気を養いましょう。


株式 ブログランキングへ

コメント

非公開コメント

トラックバック