こんなもんか

 日経は日中上下で400円ほど動いたが、引け足を見れば別にどうと言うことはない普通の足である。 MUFGも似たような感じである。 日銀の緩和がなかったのだから当たり前ちゃ当たり前のことである。 5日線キープで上値下値ともに切り上げているから、一応まだ上を目指している動きが続いていると見ておいていいだろう。 しかし上値はもうそれほどない、ここからの買いは見送りが賢明だと思う。 どう考えても上がる要素がないと思うのだが・・・。 余程企業業績の見通しが良好であれば別だろうが、そんな感じは少なくとも今のところはないし、これからもなさそうな感じである。

 ではこれから株はもう上がらないのか?と聞かれれば「そうだ」と答えるしかないように思う。 もし上がるとすれば金融緩和を背景にしたバブル的な要素しかない。 日銀が金融機関から国債を買い取った結果として日銀の当座預金に積み上がっているマネーはなかなか金融機関(銀行)の貸出が伸びないから減らずに膨れ上がっている。 銀行も貸したいのはやまやまだが資金需要そのものがそんなにない。返済に懸念があるようなアブナイ先に貸すわけにもいかない。 毎年着実に貸出残高は増えてはいるのだが、日銀が供給するマネーのペースからしたら全然追いつかない。 したがってマネーストックが増えて行かないので景気も良くならない。 いやマネーストックの方も年々伸びてはいるのだが伸び方が小さいから景況感は改善されない。 でこの有り余るマネーをどうしたものかと思いあぐねているとそのうち海外の支店から国内で使いみちがないのならこっちに資金を回してくれないかと言ってくる。 確かに国内(日本)に比べればまだ海外の企業の方が資金需要はあるとは思うが、そうは言っても海外にはその国の金融機関もあるわけだしそんなに多くの資金は必要としない。 いくら設備投資に金を掛けると言っても知れている。 じゃあどこに貸すのか? そう、ヘッジファンドである。 HFに貸し出せばその先はどうなるか、つまりマネーの向かう先はマーケットしかないということになる。 まさかHFが借りた金でビルを建てるわけはなかろう。 これが私の考える株が今後上がる唯一のシナリオである。 だから金融緩和が今後もなされることが絶対条件であるが、緩和されたからと言って必ずしもHFがどんどん借りると決まったわけではないから緩和すれば必ず上がるということではないがね。 だから私は日経平均で23,000円程度は企業業績の見通し次第で可能性はあるとしても、それ以上は過剰流動性相場でしか株は上がらないと思っている。 もし企業業績的にほぼほぼ限界であり、緩和がこれ以上望めないということであれば株価はすでにピークをつけたということになると思うがどうだろう。


株式 ブログランキングへ

コメント

非公開コメント

トラックバック