「しっかり」と「きっちり」

 今朝の朝日新聞の天声人語で、昨日の岸田首相の施政方針演説で「しっかり」が気になったとあった。そしてどうやって数えたのかは分からないが、就任以来2500回以上国会で「しっかり」とを繰り返しているそうだ。過去には野党議員が、「しっかりという言葉を使う時は具合策はないけれどもやっているふりをしている意味ですよね」と国会で首相に質したこともあったそうだ。今日の天声人語を読んで私はやっと気づいてくれたかと思った。私は岸田首相が就任して間もなく、この人の発言はやたらと「しっかり」とか「きっちり」を多用する人だなと感じていた。個人的には「しっかり」よりも「きっちり」のほうが耳障りだった。たまに使うぐらいならこのような修飾語もあまり気にならないが、しょっちゅう使われると耳障りに感じる。しっかりとかきっちりとかの修飾語はもういいから、本気、決意が感じられるような具体的な発言をしてくれ。それと首相の発言でもう一つ気になる言い方がある。これは1年ほど前に一度ここで記事にしたからひょっとしたら覚えてくれている人もいるかも知れないが、それは「~しなければならない」という言い方である。そう感じているのは私だけかもしれないが、私にしたら「しっかり」や「きっちり」よりも聞きたくない言い方である。というのも先ほど「しっかり」や「きっちり」では本気、決意が感じられないと書いたが、この「~しなければならない」という言い回しはそれ以上に本気、決意が感じられないからである。一言で言えば他人事のように感じられるのである。やるのは国のリーダー、首相であるあんたなんだよ。それを「~しなければならない」とか言われると、「しなければいけないと思ってはいるんだけど出来るかなあー、出来そうにねえなぁ」と私には聞こえるんだよ。総理大臣になったら何をやりたいですか?と聞かれて人事をやりたいですと答えるような人間だからまぁこんな言い方になるんだろうねぇ。
 今日は他にもネタはあるが長くなるからやめて相場、トレードに移ろう。相場(日経)は朝方安く始まり、そのまま下への流れが出るかと思いきや、そこから切り返して上昇に転じた。朝方売りのセットアップが完了し、後はトリガーを待つのみとなっていたが、トリガーが発動することなく上への動きが鮮明化した。前回トリガーをミスって負けたこともあり、今日は慎重に見極めることに注力したよ。トリガー自体も発動しなかったが、逆三尊のチャートパターンが15分足で出ていたのでトリガーが発動してもエントリーする気はほぼほぼなかった。これで相場の方は先週後半からずっと保ち合いのトレンドレス状態が続いていることになる。まったくの手出し無用相場である。ダウ目線的には今14時現在ですべての時間足が上目線で揃っているが、MAが1時間と4時間で横向き状態となっていることからも、保ち合いのトレンドレスであることが確認できるから、やはり手出しは無用であると言うことが出来る。この揉み合いがいつまで続くかなんて分からんが、今夜のFOMCがきっかけとなる可能性はある、むろん上か下かは分からないが。しかし言うても揉み合ってるのはまだ4,5日のことなんで来週までこのような状態が続くことも十分考えられる。仮にそうなった時に方向がはっきりするまで待てますか?ということになる。長けりゃ2週間ほど待つことになるが、短期トレードをやってて2週間もノートレードで我慢できますか?ということである。初心者負け組はほぼ100%待てないだろうと思う。というのは儲けたいという意識が強すぎるからである。初心者負け組ほど少しでも早く、ちょっとでも多く儲けたいという意識があるからね。偉そうに言ってる私だって自信はない。ルールを破ってまではトレードしないとしても、ルールに合致してればトレードしてしまうような気がしている。えっ、ルールに合致してるんなら別にトレードしたっていいじゃんかとなるが、ルールには少なからず裁量部分があり、完全無裁量のルールはシステムトレードでない限りまずないと思われる。そうなるとその裁量部分でトレーダーの思惑が反映されることになってしまう。簡単に言えば厳し目のルールと緩めのルールがその時の気分で採用されることになる。場の状況によって緩めのルールでもいい場合と厳しめのルールでないと拙いんじゃないかという場合があると思うのね。だから念には念を入れた方がいい場面で緩いルールでやっちゃうと失敗する可能性があると思っている。まぁそこまで石橋をたたいて渡らんでもと思わなくもないが、勝ち組プロはみんな石橋をたたいて渡るという現実もある。長くなっているので今日はこの辺で終わりにしよう。ということでまたのう。

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