雑感

 今朝の新聞にハンドドライヤー再起と題する記事が載っていた。ハンドドライヤーというのはトイレに設置されているあの自動で風が出て洗った手を乾かす奴のことなんだが、このハンドドライヤーはコロナ禍の時に政府の新型コロナ感染症対策専門家会議において、「ハンドドライヤーは止める」という提言が出されたのを機に、街中のトイレから使用できなくなったという経緯がある。使用を止められた理由というのが「飛沫が飛ぶから」というものだったようだが、私は当時から「馬鹿じゃねえの」と思っていた。ハンドドライヤーというのはトイレした後に手を洗ってから使用するものである。手を洗うのだからそこでウイルスなり細菌は洗い流される、そのきれいな手を乾かすのに飛沫が飛ぶからという理由で使用を差し止めるっておかしくないか? 専門家会議ってアホの集まりだったの? 私にはそうとしか思えないのである。三菱電機やTOTOのメーカーはそれ以降極力飛沫を飛ばさないような機種を開発すべく取り組んできたということだが、私に言わせれば全く無駄な研究開発費を使っただけだと思うね。ことほど左様に専門家というのはその面だけはやたら詳しいだけで全体的観点からはピントがずれたことを言う人が多いような気がする、特に理系分野の専門家にね。まあ専門家というぐらいだからその分野においての知識があればいいと言えばいいのだけど、それを社会的見地から有効な知識として活用するにはまた別の能力が必要になるということ。その両方を兼ね備えた専門家はそれほど多くはないような気がしていて、多くは言葉は悪いが専門バカのような気がする。以上、低偏差値のおっさんが高偏差値の専門家に向かって毒を吐いてみただけの感想でした。ということでまたのう。

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