相場は完全に方向感がなくなってきており、売りも買いも手掛けづらい状況にあるから動けないでいる。まあ無理に動く必要もないんだから動けなきゃ動かなければいいだけのこと。このまま行けば今週1週間ノートレードとなるがそれでいい。しかし1年前だったら1週間ノートレなんて考えられなかったね、多少は我慢しても3日と持たなかったんだから。
日銀の植田総裁が保有しているETFの出口に言及し、売却するときは時価で考えていると言ったんだが、これって実現可能なのだろうか? 40兆円近いETFを。まあ実現する可能性はなくはないと思っている。時価とは言っているが必ずしも市場で売却するとは言っていない。つまり時価相当で市場外取引による売却を念頭に置いているのではないだろうか。それにしても今年や来年の話ではないことだけは確かだろう。私が考えるに時期はいつになるか分からないが、日経平均がかなりの高値にならなければ売却は無理だと思う。最低条件としてバブル期高値を超えないことには実現しないと思っている。つまり日経平均であと1万円ほど上げなくてはならない。問題はそこまで株価が上昇するのかということになるが、上昇するかどうかは分からない。だが上昇しなければ売却はまず叶わないと思っておかなければならないだろう。上昇するかどうか分からないと言ったが上昇させることは可能だと考えている。どうすればいいか?言葉でいうのは簡単だ、積極財政に転じればいいのである。そうすれば景気が良くなり企業業績も上向きEPSも上昇するから株価は上がる、それだけのことである。問題は政府が積極財政に転じるかどうかにかかっているのだが、そのことを理解している人物が総理大臣にならないと駄目だろう。プライマリーバランスが・・・とか言ってるような人では無理である。そういう意味においてもプライマリーバランス凍結を主張している高市大臣以外考えられないのだが。あっそれから言ってないけどなぜバブル期高値を超えないと駄目なのかは言わなくても分かりますよね。それも最低条件であり、できれば5万円が視野に入ってくるぐらいでないと難しいのではないかと思っている。そのくらいにならなければETFの売却は無理だと思っておいたほうがいいだろう。日銀もETFの出口(売却)云々を言うより、まずは購入をやめることを先に喧伝すべきだろう。ということでまたのう。
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