日経(先物)は金曜日ナイトの上げで、上昇チャネルラインの上端にタッチした格好になっていることから一旦の下げが予想されるところである。ただ一旦は押してもそのままずるずると下げる展開になるのではなく、再度上げに転じてくる可能性のほうが高いのではないかと思っている。というのも過去の上昇値幅と日柄から見てもう少し余地があるとみられるからである。そうなると昨年の8月に付けた29230円の高値を超えて来ることが十分予想されるところである。そんな見通しの中、今週以降どういう動きをするべきなのかを考えるに、私の場合すでに2つの売り玉を抱えていることから基本的には押しを買いで取っていく戦略を採用することを考えている。仮に買いで入った後下げたとしても2-1のポジションであるから特に問題はない。そのまま下げ続けたとしたら資金的には改善されることになるのだから。仮に今度は買いで入った後上げてきた場合だが、買い玉をどこで利確するかはその時の状況によって判断することになるが、これはまあ利確なのでどうでも適当にやればいい。その場合(上げてきた場合)一番重要なことは買い玉の手仕舞いではなく、29230円の高値を明らかに抜けてきた場合どうするのかだと思う。その時は売り玉の1つを一旦損切りしなければならないと思っている。そして1-1もしくは1-0のポジションにしておくのである。そうしておいてそのあとの値動きを見ながら次の戦略を考えることにすればいい。今週は3日以降祝日で現物市場は休場だが先物市場は動いているし、CFDは言うに及ばずなので1週間みっちりトレードが出来る。欧州は史上高値圏にあることは先日述べたが米国も戻り高値圏にあり、相場としては強い動きとなっている。今週はFOMCを始めEUや英国の中央銀行も動きがある可能性があるのに加え、雇用統計まであるが、それらは全部日本が休んでいる間に発表されることを考えれば現物取引を短期でやってるトレーダーは休み前にはポジションを清算しておくか、先物、オプションでヘッジしておかないとリスクが半端ではないね。相場は強いとはいえ高値圏にあるのも事実だし、イベントが多いことを考え合わせると何らかの対策、対処は必要になってくる。まあ中長期のスパンで売買してる人はこの限りではないから相場のことなんか忘れてGWをしこたま堪能すればいいんじゃないかと思う。リタイア族の年寄りにはGWもへったくれもない、1年中GWみたいなもんなんだからわざわざ混んでるGWに動くのは愚の骨頂である。ということでまたのう。
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