今年も死者激増

 昨年の春以降ここでずっと指摘したことだが相変わらず死亡者数の増加が止まらない。特に昨年の夏以降はその傾向が顕著に現れている。2020年までは毎年の死亡者数はほぼ前年比で変わらない水準で推移してきていたのだが、2021年から増えだし昨年2022年は激増と言えるまで増えた。そもそも死亡者数なんて大きな災害(大地震)でも起こらない限り大きく増えることはない。普通は多くても前年比でせいぜい2~3%程度の増加であり、5%も増えたら大幅増加となるのだが、2022年に至ってはそれが10%ほどになるような見通しなのである。これは明らかに異常値であり、そこには何らかの要因が必ず存在するはずである。過去にも書いたが救急車の出動回数が昨年以来半端なく多い事からも整合性はある。救急隊員の方は碌に休む間もなく活動し続けており、かなり疲弊しているのが現実であることは、先日の救急隊の事故事例からも容易に想像できる。しかし実際そんなに多くの人が死んでいるのだろうかという疑問を持たれる方もいるかも知れないが、私自身の周りの状況からもそれはハッキリと分かる。昨年の秋以降ここでも何度か葬儀に参列したことを書いたが、昨年の9月から今年の1月までの5か月間で私の父親を含めて4人が亡くなった。1か月強で1人の割合である。すごくね?しかもこの4人というのは遠い親戚なんかじゃない。嫁はんの兄弟関係の家族だけ、それも1親等の家族である。つまりごくごく近い人間だけでこのありさまである。全国的にも亡くなっているのは高齢者がほとんどであるが、高齢者だからそりゃあ死ぬでしょという理屈は成り立たない。過去からずっといつの時代も高齢者はいるわけで、ここ1~2年で高齢者が増えたわけではない。亡くなるのは高齢者としても今までに比べてはるかに多くの人が死んでいるのを何事も起こっていないかの如く傍観していていいのだろうか?少子化に加えてこのペースで死者急増していけば日本の人口なんて遠くない将来に1億を割り込んでしまうだろう。まあ政府にしたら年金財源が逼迫しなくて好都合なのかもしれないが。なお表向きの死因については特段目立った死因はなく、既存の病名で処理されているようだが、ここ最近言われている特徴的なものとしてはターボキャンサーがある。つまり進行度の速い癌のことである。先ほどの私の親せきで亡くなった4人のうちの1人がこれだった。齢は私より若い還暦を過ぎたばかりだったのだが、昨年の3月に肺がんと診断されたがその時点でステージ4であり、すでに転移もあちこちにしていたとのことだった。しかもそう診断される2か月前の1月は元気で九州から関西まで遊びに来ていたぐらいだったのである。それがたった2か月でステージ4って・・・、どうなってんのかね? 今まで高齢者は癌の進行は遅いというのが常識だったが、このターボキャンサーは80歳でも進行が速いということである。しかしこのターボキャンサーなるもの新種のがんというのではなく、とにかく進行度合いが激しいというもののようだ。ということはがん細胞に変異があるのではなく、人間の体のほうに何か変化が起きていると考えるのが理にかなっていると私は思うのだがどうだろう。この癌に限らず最近高齢者の死が激増しているという要因に同じことが言えるのではないか?と考えざるを得ない。ここまで書けば私が何を言いたいのか分かってしまうと思うがそういうことだ。まあ現時点では科学的根拠のない私の妄想なので明言することは避けておこう。ではまたのう。


トレード日記ランキング

コメント

非公開コメント

トラックバック