インフレ政策に区別は不要

 昨夜は布団の中での寝返りさえ打てない状態で悶絶してました。明け方になると幾分マシにはなっていましたが。膝が痛いとトレードも積極的にはなれない。今週は押し目を買うという戦略で臨んでいるが入れていない。まあ思ったほどの押し目が来ていないということもあるが。そうこうしているうちに株価はさらに上へと上がっていく。ここまで上がれば今度は売りを狙いたくなる。以前上目線ではあるがどこかで調整が来るのは間違いないからそこを売りで取りたいと思っている。となると今週の戦略とは異なる戦略になってしまうがそこは仕方がない。相場は生き物なので刻一刻と変化するのだから戦略も変わって然るべきである。1日経てば真逆の戦略を採るなんてことは珍しくない。むしろそこで変わらない方がおかしいだろうと思う。まあでも私は膝の痛みが軽減しないことにはトレードに前向きになれないから今週はもう終わりかなという気がしている。
 米国のインフレ率は当面のピークを数か月前につけて下降しだしているが、日本のインフレ率は数か月前から上昇傾向が鮮明になってきている。現在では総合指数とコア指数で4.0%、コアコアでも3.0%と日銀の目標の2.0%を大きく超えている。だが黒東はこれを一時的なものとして緩和継続方針を変えていない。数か月以上目標値を超えていても一時的なものだと嘯く。一時的とはどういう意味かお分かりではないようだから誰か黒東に国語辞典をプレゼントして差し上げろと言いたくなる。その時は一時的という言葉のほかにインフレという単語も確認したほうがいいと思う。なお経済学辞典にはコストプッシュインフレとディマンドプルインフレの2種類が載ってると思うが、金融政策を行う上でインフレをコストプッシュとディマンドプルで区別する必要はないと思っている。黒東は今の日本のインフレは賃金の上昇につながるディマンドプル型ではなく、コストプッシュ型なので金融引き締め(利上げ)をする必要はないと言うがこれは間違った考え方であると私は思う。コストプッシュにしろディマンドプルにしろどちらも物価が上がることに違いはないのだから、金融政策を執り行うに際しては区別せずに引き締めるべきであると考えるが違うかな。コストプッシュと言うけどそれだって元はディマンドプルに起因するものだろ、違うか? 原材料費が上がったので…と言うがその原材料費も需要と供給の関係で上がったんだろうがよ。だったらコストプッシュとかディマンドプルとか関係なしに物価が上がれば金融を引き締めるというのがインフレ政策としては正しい政策なんじゃないのかねぇ。こう言うと必ず「それだと国内経済が・・・」とか「景気が・・・」と言い出す奴が出て来るが、インフレと景気を同列で論じることがおかしいんだよ、それらは別次元の問題なんだよと言っておこう。あ~もうまた膝が痛くなって来たからこれでおしまいにする。またのう。


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