日銀の金融政策変更はあるか?

 表題の件については100%断じることはできないし、トレーダーにしたらあるかないかより相場がどう動くかに関心がある。さらに言えばその動きに対して自分がどう動くかである。現時点では相場は政策変更がある可能性をある程度は織り込んでいると思われるがどの程度織り込んでいるか分からないし、どのような政策変更を織り込んでいるかもわからない。だから政策変更がなかった場合にどう相場が反応するかは大筋見当がつくが、変更があった場合は変更内容を含めた織り込み度合いが分からないので動きを想定することは難しい。仮に政策を変更するとすれば考えられるのは3通りの変更が考えられる。まず一つは許容範囲幅の拡大で現在の±0.5%から0.75%とするもの、二つ目はYCCの撤廃、最後三つめはマイナス金利の解除撤廃である。一つ目から三つ目に行くにしたがってインパクトは大きくなり、もし三つ目となるとかなりの激震となるだろうね。というのも一つ目と二つ目は利上げではないと言い張ることもできなくもないが、三つ目はまさに正真正銘の利上げそのものだからである。そして今現在多分だが相場はそこまでは織り込んでいないだろうから。まあこの三つ以外にも何かしらの変更が考えられないこともないのだろうが、その場合の影響は知れているだろう。まあ日銀の政策については今回の会合で変更がなされなかったとしても次回3月には変更される可能性は大であり、相場の方向性は決まっているようなものである。私はずっと前からマイナス金利もYCCも否定的立場であったので早く政策変更になることを望んでいたから今のこの状況は歓迎するも遅すぎた感は否めない。YCCとマイナス金利がなくなってもまだ変更しなければならない政策が一つ残っている。そう、ETFの購入である。ここ最近はほとんど実施されていないが、今後株式市場が急落、暴落に見舞われればまたこの愚策を実施してくることは間違いない。日銀はいつまでこんなバカげた政策をやり続けるつもりなのか、そしてすでに買い込んでいる数十兆円のETFを将来どう捌くつもりなのか。日銀は短期(政策)金利だけ動かしてりゃいいんだよ、それ以外はやっても債券(国債)の買い入れだけでいい。それ以外は要らん事。で、結局(短期)トレーダーとしてどうしたらいいかとなると、そんなことは決まっていて18日の前場までにノーポジにすることだけである。ギャンブル好きの人はポジション抱えてハラハラドキドキしたらいいと思うが私はごめん被る。私が育った修羅の国ではギャンブル好きが多いのかどうか知らないが、市に競輪、競馬、競艇すべてそろっているどころか競輪場は二つもあったぞ。つまり公営ギャンブル場が一つの市に4か所もあったんだ、今はもうそんなにないかもしれないが。さらに言うと競艇場は東西両隣の市にもあったからちょっと足を伸ばせば都合6か所のギャンブル場があったんだ。さらにさらにもう少し足を伸ばせばオート(バイク)レース場もあった。どんだけギャンブル好きなんだよって話よのう。まあ昔は炭鉱なんかが近かったことから炭鉱で働く労働者なんかが集まってたんだろうね。しかしなんでか知らんが競輪場とは縁があって、育った市には二つあったし、今住んでる市にもあるし、2年前まで勤務していた大阪南部の市にもあった。まあどこにも一度も足を踏み入れたことはないけど・・・。あぁまた話が逸れてしもたが、とにかくそんな修羅の国で育った私でも18日はノーポジで臨むよということだ。じゃあまたのう。


トレード日記ランキング

コメント

非公開コメント

トラックバック