トレンドフォローは正義の味方

 今日も相場、トレードに関する記事で行きます。タイトル(表題)については一応短期トレードにおいてはという注釈が付きます。このトレンドフォロー(順張り)に関してはそこかしこで言われていることもあってトレードにおいては半ば常識化しており、何をいまさらという感があると思う。だが自分自身を振り返ると今までその常識に反したようなトレードをやってきたように思う。つまり逆張り主体のトレードだったということである。これは過去私の記事の中でもちょくちょく触れてきたからお分かりいただけると思う。だが1年半やってみて短期トレードにおいて逆張りは悪以外の何物でもないということにやっと気付かされたのである。逆張りの何が一番ダメかと言うと損切りの基準というかポイントが明確ではないということである。そのことによって人によっては損切りが出来ずについズルズルと含み損を抱えてしまうことになる。仮に損切りをするにしてもチャート上で明確なポイントを見いだせないから、値幅による損切りをするしかなくなる。トレード本なんかでトレンドフォローを学んだとしても、初心者のころはついというかいつの間にか逆張りをやってしまう。これはある意味人間の本能的なものなので仕方ない面はある。だがそれをやっていたのではおそらく永遠にトータルで勝てないだろう。このことは自分のトレードの統計を取ってみれば証明されるはずである。統計を取らずとも1000本ノックをやったら気付くと思うが、少しでも早くこのことが分かりたいならめんどくさがらずに統計を取るに限る。私はめんどくさがり屋で統計を取らなかったので1000本ノックをやって体で覚えた。しかし逆張りをやめてトレンドフォロー(順張り)に徹したからと言って勝てるようになるとは限らない。エントリーポイントや利食いポイントが拙ければトータル利益は望めない。ただ酷いことにはならないのは確かだろうと思う。こんな初心者本に書いてあるようなことでも体で分かるようになるにはそれ相応の実戦経験が必要である。トレードはトレンドフォローでやるべきだと本で読んだだけで死ぬまでトレンドフォローしかやらないトレーダーなんてこの世に存在しない。必ずどっかで逆張りをやって痛い目に合う、間違いなく。それを1年で気付くか、3年で気付くか、はたまた死ぬまで気付かないかの違いであると思う。
 で、何をもって順張りか逆張りかとなるが、それはダウ理論による目線であると思っている。上昇トレンド、下降トレンドの押し安値、戻り高値を割る、抜くまでは上目線、下目線を維持し、その方向でエントリーするのを順張りと定義する。これはあくまで私がそう定義するというものであり、トレーダーによって順張りのとらえ方は違うかもしれないが、自分としてはこの定義の仕方が理にかなっていると思っている。またこのように定義するとしても押し安値、戻り高値の捉え方がトレーダーによって異なるかもしれない。ただ個人的にはこれらの解釈が異なるのは少しおかしいと思っているが、それほど大きな問題でもないように思うから各トレーダーの判断でいいのかなと思っている。具体的に今現在の先物チャートで言うと、日足、4時間足、1時間足はどれもが下目線、つまり戻り高値を抜いていない状態であり、15分足だけが上目線、つまり戻り高値を抜いた状態という判断である。この状態から今週の戦略を立てるとすると、私なら今現在の15分足の上昇トレンドに乗って買いポジションを持つのではなく、15分足が今度押し安値を割って下目線に切り替わってから売りポジションを持つという戦略を立てる。そうすれば恐らくその時点ですべての足が下目線の状態になっていることで安心して(自信をもって)売りポジションを保有できるからである。ダウ理論をベースにしてトレンド判断すればまず間違うことはないし、テクニカル指標も別に要らないと思っているが、一応20本線だけはチャート上に表示させている。あと日足に関しては5日線も。それ以外のテクニカル指標はたまに見ることはあってもチャート上に常に表示させていることはないです。あっ、テクニカル指標は表示してないけど水平線とトレンドラインは表示してるよ。ちょっと長くなって来たからこの辺で終わりにしようと思う。じゃあまたのう。


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