不必要な葬儀費用は削除すべし

 通夜の前日に帰省して葬儀屋との打ち合わせというか見積りを行った。1年半前の母親の葬儀仕様をベースにした見積りを先方が提示してきたので基本的にはOKであるが、先方の担当者と項目ごとにひとつづつ見て行くとこれは要らんだろというのがあった。どんなものかと言うと、まずは遺体の消毒みたいな措置で35000円とある。別にコロナで亡くなったわけでもないのだからそんなものは要らないと撥ねた。次に腹水が溜まっていることもあり、それを処理したうえでキレイに衣服を着せて納棺するとなると160000円かかるという。納棺師による納棺だけなら6万円だが、腹水を抜くのは専門の技術がいるので10万円かかるというから、どっちも要らんと断った。以上で約20万が節約できたことになる。あとは通夜の後の食事だが、母親の時は息子や娘らの家族もいたからそこで食事をとるべく頼んだ。だが今回は息子や娘の家族は告別式当日にしか来ないので私ら二人だけの食事となる。だったらそんなもの頼まずにどこか食べに行くか、最悪コンビニで買ってきて食べたらいい話であるからこれも頼まなかった。でもまあ結局何やかやで結果的には母親の時とほぼ同じくらいの金額になった。葬儀なんて一生のうち1回、2回しか直接関わらないのでどこまでやったらいいのか悩むことになるが、なんでもかんでも葬儀屋の言う通り提案を受けていたら数十万以上変わってくることになる。不要と思うやつはどんどん削って行ったらいいのである。結婚式ならこれからのことだしある程度は金をかけるのも致し方ないと思うが、葬儀に必要以上の金をかけるのはもったいないと思う私はドケチなのか?いや、ドケチと思われようがそうしないことには私のポリシーに反するからそうした。昔ならいざ知らず今はもうそんな時代ではないと思うぞ。今の時代省く奴は通夜をせずに告別式だけという手も使うからな、そんなもんだよ。現役で働いている時に死んだならそういうわけにもいくまいが、もう退職してから30年も40年も経つ人間の葬儀に金かけてどうすんだって話よ。芸能人でさえ今は家族葬で済ます時代だぞ、カネのない庶民が金かけてどうする。まあしかし地域によってそれなりの葬儀をするのが習わしになっているところもあるだろうから一概に言えないところはあると思う。ということで今日私が言いたかったのは「葬儀に必要以上の金はかけるな」である。ではまたのう。


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