ダラダラ生きるということ

 今週発売の週刊現代の記事で「ズボラの勧め-70歳を過ぎたらダラダラ生きる」というのが見出し広告に出ていたが、そんなこと言われなくてもこちとら70になる前からそうやって生きている。ダラダラ生きるという具体的なものとして書かれていたのが、夫婦仲は悪くていい、カネなんてどうにでもなる、めんどくさい人とは縁を切る、年賀状は5枚でいい、無駄に規則正しい生活はやめる等であった。これらも言われなくても前からそのつもりで生きている。今現在で一つだけ達成できていないのが年賀状5枚である。これは何とかしないとと思っている。昨年は母親が死んだこともあって年賀状は出さずに済んだが、今年は出さないわけにはいかないだろう。5枚なら魂込めて書くことはできるが、何十枚も書かないととなると事務的に流れ作業になってしまう。まあそれで十分だという思いがあるからいいんだけどね。それにしてもこのままでは5枚には程遠いからどうにかしないとな。年賀状もマスクと一緒でみんながしてるから、みんなが出すから仕方なくという人が多いんじゃないかと思う。マスクも好きでしたい人がいるのと一緒で、年賀状も楽しみにしている人がいるからそういう人は出せばいいと思うが、そう思わない人は出さなくていいと思う。年賀状を出す出さないは礼儀がどうこう言う問題じゃないと個人的には思っているのでね。まあそうは言っても年上の人には気を遣うね、向こうからやめますと言ってくれれば渡りに船で「はい喜んで」となるが、こちらから切り出すのはなかなか勇気がいるよね。でももう年上の人はそんなにいないな、ここ数年で何人か向こうからやめますと言ってきたからね。ひょっとしたらもう5人以下になってるかも知れない。なら気が楽だね、私が70になる時には間違いなく5人以下だろう。それと70になるまでにもう一度年賀状を出さないで済む年があると思っている。多分父親がそれまでには逝ってしまうだろうからね。先日ちらっと父親のことを書いたが後日ケアマネさんから電話があって、ちょっと症状がひどいので病院を受診させてもいいかということだった。そしたら翌朝救急搬送されてそのまま入院になったよ。その後に担当医から電話があって病状を聞かされたんだけど担当医曰く、「今まで私が見た中でこれほどひどいむくみは初めてです」だってさ。今日明日どうこうはないだろうけど齢も齢だしこの先何があるか分かりませんので・・・と言われたよ。まあそりゃそうだし、こちとら前からそのつもりだからどうってことない。むしろ私が元気なうちに片付いてくれよと思う。こちらが満足に動けなくなって葬儀の段取りをせなあかんとかなったら困ってしまうからな。このままあと5年も10年も生きられたらそうなる可能性は十分あるし、下手すりゃこっちのほうが先に逝ってしまうことだってある。こういうのは順番を狂わせないためにもほどほどのところで片づいた方がいい。まだ私に兄弟でもいればその心配はないんだろうが、なんせ私一人しかいないからほかに頼れないんだよ。う~ん、これから寒くなるし例年1月から3月にかけて死者が多い月だから気をつけておかないとだな。じゃあまたのう。


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