今日はまじめにトレードについて書いていきます。今日の記事はへなちょこトレーダーの私が書きますが、内容に関しては勝ち組専業トレーダーが言っていることなので間違いないのと、他の勝ち組専業トレーダーでもここまで本質に迫ったことを言ってる人はなかなかいないんじゃないかと思います。
その人は「トレードをするときリスクを100%受け入れていますか?」と言います。これを聞いてどう思われますでしょうか? そんなもんトレードなんて勝つこともあるし負けることもあるのは分かっているんだから、もちろんリスクがあるのは覚悟のうえでやってるよという人が多いと思います。でもその人曰く、それは全然リスクを受け入れていることにはなっていないと言います。えっ、どういうこと?と思いますわな、私も最初はそう思いましたから。リスクを受け入れていない証拠として、今からエントリーするトレードで絶対に勝ちたいと考えているし、ポジションを取った後は思い通りの値動きになってくれることに強く期待するし、含み損になればエントリーしたことを後悔し、何とか逆転して勝ちトレードになることを期待するが、それでも損切になれば損失の苦痛で心が傷付く。その結果次のエントリーチャンスが来ても躊躇したり、逆に「リベンジ!!」と言って無茶なエントリーに飛び込んで行く。こうした心の起伏、感情の揺らぎがあるということがリスクをまるで受け入れられていないことの証だと言う。私も含めて勝ち組になり切れないトレーダーは恐らくみんなこのような感じなんじゃないかと思うのです。エントリーする前にそのトレードのリスクを完全に受け入れているなら、値がどう動こうがあらかじめ決められた手仕舞いルールに従って淡々とポジションを閉じるだけのことであり、そこに恐怖や苦痛を感じる余地はないとその人は言う。そして恐怖や苦痛がないのだから特別な精神力なんてものも必要がなく、常に冷静に相場と対峙することが可能になるのだと言う。それをへっぽこ負け組トレーダーは自分のメンタルの弱さに失望し、もっとメンタルを鍛えなければ・・・と考えがちなのである。だがそもそもリスクを100%受け入れることさえできれば精神力の有る無し、メンタルが強い弱いなんて問題にならないということに気付く必要があるとも言う。トレードするからには負けることも確実にあり、これを如何に忌避しようとしたところでトレードの本質から外れるばかりだと言う。トレードするということは勝ったり負けたりするものであり、どう頑張ったところでこの定めから逃れる術はないのに、それでも何とかしようと頑張ってしまうのが負け組ポンコツトレーダーなのだと言う。この定めを完璧に受け入れてトレードを繰り返し、勝ちトレードと負けトレードが積み重なって行き、自分の手法が持つ優位性によって利益が蓄積されていくことになるのが勝ち組トレーダーの実態であると言う。なお補足として、どの程度のリスクまでなら抵抗なく受け入れることが出来るかは、トレーダーそれぞれの器によることだと仰っておられます。そしてその器というものはある程度は意識することで大きくできたとしても、最終的には持って生まれたところによるものらしい。ということで今日の記事はおしまいです。またのう。
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