先日の日銀による為替介入を受けてのコメントで、「3兆円をドブに捨てた」とツイートした某大学院教授がいるが、経済の専門家でもあり、マスコミにも登場するようなその辺のおっさんとは言えない人間である以上、言葉の表現には気を付けてもらいたいものである。ドブに捨てるというのは失くすとか価値がなくなるという意味を表わす言葉になると思うのだが、為替介入をすることが3兆円をなくすというわけではないことぐらい経済の専門家でなくても分かるのに、専門家がなぜこのような誤った日本語の表現をしたのか疑問に思うのである。恐らくだが今回の為替介入が一時的な効果しかないということをこのような表現で言いたかったのではないかと思うのだが、これでは全然違う意味合いになってしまうということぐらい大学院教授であれば気付かないこともないと思うのだが・・・。日本人なんでしょ、だったら日本語分かるよね。ドブに捨てるどころか過去の円高時に買わされた米国債を売却できて利益が出たのを喜ぶべきなんじゃないのか?こんなときぐらいしか米国債を売れないんだから。ドルを売って得た円で今度円高になったときにドル(米国債)を買えばいいだけの話で損をしたわけでも消えてなくなったわけでもない。そらぁ大学教授でさえこの始末なんだから、私が以前からちょくちょく言っている、コメント欄の文章で日本語の体をなしていないものが多いというのも分かるというものだ。主語がないとか、接続詞、助詞の誤りなど小学校で習うはずの日本語の基礎の部分がなっていない文章が多い。面白いのは動画の質とコメントの質がほぼ一致するということ。まあ類は友を呼ぶということになるのだろう。ということでまたのう。
トレード日記ランキング
コメント