部分的動員と言うが

 ロシアによるウクライナ侵攻が始まって半年以上が経過したが、戦況は徐々にロシアが追い詰められつつあるという感じだろうか。追いつめられると言っても領土を侵食されているわけではないが、ウクライナを制圧できない状況が続いており、このことはロシアにとって追いつめられていると言えるだろう。この状況に焦ってきたロシアは兵士の補充を目的として一般人の一部を召集令状で動員させるという手段に出た。一応部分的動員と言うことになっているが実際は総動員的な色合いが濃いように思うのだがどうだろう。このような状況で国民はどういう思いでいるのかと言えばおおよその想像はつく。誰も好き好んで戦地に行きたいわけではないからね。こんな形で動員しても召集された方の「兵士」の士気はいかほどのものだろうか。今回の動員で人的戦力はある程度補充できるとしても、物的戦力の補充はままならないのが現状のようである。ウクライナ側は西側諸国から兵器等の供給が十分なされているようだから、先行きの戦況はロシアに不利になるのは想像がつく。そうなったときロシア側はどう出るか?大人しくすごすごとウクライナから撤退するとは考えずらいのだが。となると最終兵器を使うのか?というところまで考えざるを得なくなるが・・・。今考えられる決着シナリオとしては住民投票を行った4州をロシアに併合して手打ちにするということぐらいしか思いつかないが、果たしてそんなことがあり得るのかどうなのか・・・、私にはさっぱり分かりません。


トレード日記ランキング

コメント

非公開コメント

トラックバック