塩野義残念

 今日は3か月に1回の眼科へ行って来た。眼圧は右目10,左目11でしっかり低位で収まっており、視野検査の結果も視野狭窄の進行は止まっているとのことであった。目薬がよく効いているということらしい。緑内障の目薬は十数種類あってその中からどれをどの組み合わせで選ぶかで効果はかなり違ってくるらしい。個々人で合う合わない目薬があるので一概にこの組み合わせがいいというものはないようだ。だから患者ごとに試行錯誤的に目薬を変えてみる必要がある。仮に目薬が十種類だとしてもその組み合わせは何十通りにもなってしまう。まあ似たような目薬をグループ分けしたうえで組み合わせれば何十通りまではいかないだろうが、それでも少なくても5~6通りにはなるだろうから根気が要るね。私みたいに3種類も点すのであればさらに選択肢は増えることになるが、その辺は医者の腕の見せ所なんだろうと思う。数あるテクニカル指標のうちどの指標を組み合わせて見るかで成果が変わってくるトレーダーみたいなもんかな。
 薬と言えば新型コロナの経口治療薬として塩野義製薬が開発中の「ゾコーバ」が、緊急承認制度に基づく承認を得られなかったのは誠に残念なことである。コロナウイルスを大幅に減少させる効果はあるが、症状を改善させる統計学的有意差が認められないからというのが承認に至らなかった理由とのことである。オミクロンの主要症状にはある程度の効果は認められるもののそれ以外の症状に関しては認められないということだったようだ。ちなみに副作用の面は問題ないらしい。え~っ! だったらいいじゃん、認めろよ、と思うのは私だけではないだろう。症状面で効果に今一つ優位性がなくてもコロナウイルスを激減させるのであれば治療薬としての有用性は十分あるように思うのだが。この「ゾコーバ」でとにかくコロナウイルスを死滅させて症状面ではほかの薬を使うとかすればいいじゃんか、しかもオミクロンの主要症状なら効果はあると言うんだからこの「ゾコーバ」だけでもないよりずっとましだろ。今軽症者は解熱剤しか飲むことができていないという現状を鑑みるに承認しない理由が私には分からない。この「ゾコーバ」を承認して5類へ引き下げればいやでもコロナは収束する。少なくとも医療逼迫なんて起こりようがない。私はコロナの初期の時点でワクチンよりも治療薬の開発を優先させるべきだとここの記事で訴えていたのだが、現実は効きもしないワクチンを打ちまくり、有用な治療薬は承認しないという出鱈目行政をやっている国なんか滅んでしまえとさえ思いたくなるよ。


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