気づかない?

 例の山口県で起きた4630万円誤送金の事件で私なりに思うところがあるのでちょっとだけ書いてみる。私が思うところというのは受け取った男性のことでもなく、誤送金してしまった役所のことでもない。この2者については既にいろんなところでいろんな人がいろいろ言っているのと、こうなった事情はだいたい想像できるのであまり興味はない。じゃあ何に関してかというと送金処理をした銀行についてである。私の知る限りではこの銀行についてコメントしている人を見たことがないのだが、個人的にはここが一番引っかかるのである。役所から振り込み依頼の書類データをもらって処理にかかると思うのだが、この段階で「ん?おかしいんじゃね?」と担当者なり検証者は気づかなかったのかな。もちろん銀行としては役所からのデータに基づいた処理をしたまでのことで間違った処理をしたわけではないのだが。おそらく気づく人なら気づいていたと思うのだがどうだろう。まあ私も銀行勤務時は忙しくていろんなミスをやらかしたから偉そうには言えないのだけども、今の自分だったらこの手のミスはしないだろうという少しばかりの自信はある。データをとにかく間違いなく入力すればいい、それが自分に課せられた仕事なんだからという意識だと今回のようなことが起きる可能性があるが、渡されたデータを見てそれが何のデータなのか、何の処理をしようとしているのかにまで意識を向けるなら、今回の例でいえば金額を見た瞬間に???となるのではないだろうか。今回銀行に非があるわけではないのはもちろんなのだが、もうちょっと気を働かせることができていたら今回の事件は阻止することができたと思うのである。まあ銀行も忙しいからね、そこまで気が回らんのかもしれないけど残念だなと思って。すんませんな、落ちこぼれ元銀行員が偉そうに言って。


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