まず昨日書いた為替の記事で間違っているわけではないが、言葉足らずというか補足しておかないといけないと思ったので、ちょっとだけ書き足しておきます。 今は円安ドル高が進んでいるが米国のインフレが高進して行った場合にはドルが急落する場面が来るだろうとしたのだが、米国のインフレが高進しても他の国でも同じようにインフレが高進すれば為替のことなのでドルの急落、暴落は起こらない可能性が高いだろう。 つまり米国だけ突出したインフレにならない限りドル暴落の可能性は低くなるのと、基軸通貨であるという点を考慮すればドルの暴落の可能性はかなり低くなるということになる。 まあ暴落でなく一時的な急落ぐらいだったらあるかもしれないが。 そこで今日は米国のインフレがこの先どうなるのかについてちょっと考えてみたいのだが、それを考えるに際しては時間軸をどう取るかによって変わって来ると思われる。 つまり半年先まではどうか、1年先、3年先はどうなるのかということである。 まああまり長い先のことは今から考えてもどうなるか分からないが、今年ぐらいのことだったらおおよその予想は付くように思う。 先に結論から言ってしまえば年内にインフレが鎮静化することはまず考えにくいというか考えられない。 理由は至極簡単で、今現在のインフレ率が8%を超えているにもかかわらず、(政策)金利は来月のFOMCで0.5%の利上げをしたところでわずか.75%なのである。 この先ある程度の利上げをしても年末金利の現在のコンセンサスではせいぜい3%そこらである。 8%超のインフレ下で2%台の金利でどうやったらインフレが止まるのか教えて欲しい。 まさか金利を上げなくてもインフレは自然と収まるとでも思っているのか?だとしたらアタオカだろう。 今後のFOMCで毎回0.5%づつ利上げしても3%台であるから本気でインフレを抑え込むつもりなら毎回1%づつ引き上げる必要がある。 だが現実問題そんなことは不可能であるから年内はインフレ確定と考えておいた方がいいだろうね。 もう一つの現実問題としてここから利上げを続けて行けば株式市場はどこかで間違いなく暴落する。 株が暴落すれば景気は一気に冷え込む。 こうなればインフレも一旦は収束に向かうような動きになるだろうが、景気が悪くなって株も暴落となればFRBに金融緩和しろという声が出てくるのは間違いない。 で、FRBはその声に押されて金融緩和を再び始めるだろうが、そうなると収まる様相を見せていたインフレに再び火をつけることになるだろう。 あ~考えてたらなんかもうこの先どうしたらいいのか分からなくなってくるが別に分からなくていいのだ。 分からなくても死にはしないんだから。 まあどこかの頭のいい人たちがこの先の混乱した世界を救ってくれるから余計なことは考えなくていいんだよ、任せておけば。 でも自分の資産ぐらいは自分で考えて守ってね、わたしゃそんな資産もないからそれさえ考える必要がない。 何も考えなくていい代わりにボケないように注意はしておく必要がある。 でもね、いくら注意しているつもりでもこういうのはなるときは自然とそうなるもんなんだと思うね、今まで自分の周りを見てきてそう思うよ。 まあこの先世の中がインフレになったり不景気になったりすると大変だが、どう生活して行ったらいいかを考えるからボケる暇がなくなっていんじゃね、人間ボケたら終いよ。 わたしゃボケる前に死にたいね。
トレード日記ランキング
コメント