柔軟に対処

 現在の相場観、環境認識については昨日書いた通りであるが、それらを踏まえて明日からどういうトレードをして行けばいいかを考えてみた。 短期トレンドが上向きを示唆しているようなチャートになっている以上は基本的に買いスタンスで臨むべきだとは思っているが、今の時点ではまだトレンドが出ているわけではないこともあり、いつまた下への動きになるとも限らないので買一辺倒で臨むということは避けたいと思っている。 つまりは買いと売りの両方を視野に入れたトレードを考えるべきだと考えている。 今まではその時の相場環境によって買いか売りかどちらかに絞ったトレードを自分が器用でないことを理由に心掛けてきたが、これからはそうもいっていられない相場になるように思うし、そうはならないとしてもどちらか一方通行のトレードに限定してしまうのは収益機会の観点から見て効率的なトレードとは言えないだろう。 不器用さをカバーするやり方を検討してみるに、トレード主体は買いか売りのどちらかにするとしても、逆方向のトレードで信頼性の高いシグナルが出た場合は仕掛けるというやり方で臨めば対処可能のように思う。 その他エントリーポイント、利食いの仕方、損切り等、今までの失敗経験から学んだことを生かして行けば何とかなりそうな気がしている。 今頭の中にあるそういうトレード方法ならある程度機械的なトレードになるのと、勝敗の着く時間が短くなることでストレスというかイライラすることもほとんどなくなるだろうと思っている。 損切りになったとしても短時間でなるならストレスはそんなにかかってこないと考えている。 ストレスがかかるのは連敗が続いたときだけだろう。
 世間一般的には齢を重ねるとともに気は長くなるようだが、私はその逆で齢を重ねるごとに気が短くなっている。 ユーチューブを見るに際しては動画の再生スピードを上げたり、スキップしたりして見ることが増えた。 回りくどい言い方をされると早く結論を言えと言いたくなるし、記事を読む場合はサマリー的な部分を優先して読むようにしている。 なんでこうも気が短くなったのか自分でも分からないがこうも思う、つまり以前が気が長すぎただけであり、今が普通なんじゃないかと。 まあこういう面は個人差があるから世間標準がどのくらいなのかが分からないと自分が短いか長いか判断できないんだけどね。 相場というかトレードにおいても気の短さが如実に表れているようで、今はもうデイトレ以外のトレード時間軸は考えられなくなってしまった。 週単位はおろか日単位でさえちょっと無理、ましてや月単位のトレードなんかしたら気が狂うんじゃないかとさえ思う。 以前はデイトレなんて自分には無縁のものであり、死ぬまですることはないと本心からそう思っていたのだが、今となっては真逆の心境になってしまっている。 別に何かきっかけがあったわけではない、自然とこうなっただけである。 ただ加齢とともに反射神経は衰えるのだから若い人に比べたらハンディがあることは否めないだろう。 だが反射神経と言ってもスポーツや運動をする時の肉体的なものではない、いわゆる脳の反射神経なんだけどね。 まあ肉体的な反射神経も元をたどれば脳の反射なんだから同じと言われれば同じかもしれないが。 しかし全身を動かすスポーツに比べたらトレードはマウスをクリックするだけなので肉体的には若い人とのハンディはないと言えるだろう。 トレードは値動きに対する反射さえちゃんと起きればジジイでも若い人とほぼ対等に戦えるはずだと勝手に思っている。 さすがにスキャルピングは無理だがデイトレなら何とかなるはずだ。 そういう信念のもとで日々トレードに精を出してるんだけどね。


トレード日記ランキング


コメント

非公開コメント

トラックバック