シナリオさえ不要のトレード

 今日の朝は久々の心地よい目覚めだったよ、幸せを感じたね。 ポジションを抱えず、相場の先行きを心配する必要もないとなればストレスのない質の高い睡眠が享受できるということなんだろう。 ほとんどの投資家、トレーダー(投機家)は相場の先行きを予想して買いか売りどちらかのポジションを取っているはずだ。 こう言うと「当り前じゃないか、予想しないでポジションなんか取れっこないだろ」てなりますな。 私も今まではそう思っていたから分かるよ。 短期のトレーダーでも中長期の予想はしなくても短期のシナリオくらいは描いてからポジションを持つのが普通なはず。 まあこの短期というのが具体的にどの程度の期間を指すのかにもよるけどね。 しかし超短期のトレーダーになれば短期のシナリオさえも要らなくなるんじゃないかと思っている。 私がここで言う超短期とは数時間レベルのことを指して言ってるんだけどね。 シナリオさえも検討せずにどうやってポジションを持つのかと言えば、ローソク足がこうなったら買うとか売るというルールを作っておいてそれに従うだけである。 これなら予想やシナリオなんて不要になって来るというのはご理解いただけるだろうか。 これでもう一切の予想やシナリオに頭を悩ますことがなくなるのである。 えっ、そんな楽なやり方でいいの? と思うのも分からなくはないが、そんな甘いはずがないというのがこの世の常識である。 そう確かに予想やシナリオは不要だとしてもそれ以外の部分、例えばルールや環境認識などの面において通常以上のものが求められるというのがあるから楽して簡単に勝てるということにはならないと思っている。 客観的に見ればどんなやり方でも総合的な大変さはそんなに変わらないと思うが、個人個人で得手不得手というかこの部分は全然大丈夫だがこの部分は無理、難しいというのがあるから、如何に自分に合ったやり方を見つけられるかにかかって来るように思う。 一番厄介なのは自分が思っている得手不得手と実際の得手不得手が必ずしも一致しないことである。 
 ということで私のトレードには予想は全く不要なものとなっているのだが、面白いのでこの先の相場予想をやってみるね。 自分のトレードやポジションとは関係ない立場の人間がする予想なので、至極客観的な予想ができると思っているよ。 今相場は先々週から2週間ほど上げて来ていて強い戻りを演じているが、多少の調整はあるとしてもこのまま上げ続けて昨年9月の高値を更新するとはまずありえない。 ロシアとウクライナの問題が仮に解決したとしてもである。 なぜなら今の相場はこの問題で動いているわけではないからね。 別に今に限らずいつもそうなのだが相場は金融政策次第で動くことになっている。 その金融政策を決める要因として景気動向(雇用状態)や物価(インフレ)動向があるだけである。 金融政策次第で相場が動くということは、これから先利上げやQTが既定路線となっている現在において、中長期で上がるという予想は成り立たないことになる。 こんな簡単な話をエコノミストや市場関係者、はたまたユーチューバーに至るまであーだこーだと延々としゃべっている。 まあ彼らの仕事上そうせざるを得ないことはよくわかるが、聞き手である投資家にとっては時間の無駄だと思っている。 投資家が知りたいのは簡潔な結論であってそれ以外は要らないということなんだが、中には事細かく聞かないと納得しない投資家もいるようだから、そんな人のために喋っているんだろうと思っている。 ユーチューブなら1.5倍速にしたうえで、同じ内容をあーだこーだ言ってる部分はスキップして飛ばす見方をするぐらいで十分だ。 そうすれば再生時間の半分以下で済んで時短になる。 最後にまとめとして掲げてくれている動画ならその部分を見るだけでもいいんじゃないか、そして分からない箇所があればその部分だけ巻き戻して見ればいい。 この世の中タイムイズマネーなんだからね。 おっとそう言ってるこの記事も長くなってきたのでこれでお終いにするよ、じゃあ。


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