一大決心

 7月から通い出した歯医者の話。 親知らずの1本手前の奥歯が虫歯で痛くなって通い出したのだが、その歯は根管治療が終わり今日は型取りに入って順調に進んではいる。 だがその奥の親知らずが30年前に治療しかかってそのまま放置された状態である。 その親知らずは斜めに生えて途中で止まった状態なんだが、こういう状態のはもう抜歯するしか手はないのは私も承知している。 だがまあ他の歯の治療が全部終わって最後の最後に抜歯したらいいと思っていたのだが、先生が抜歯するなら手前の歯を治療中の今の段階の方が抜きやすいから次は親知らずの抜歯しようと思うのですがどうですか?と聞いてきた。 え~っ、そんな~と思ったがいつかは抜かなあかんことやし覚悟を決めて了承した。 いや普通にまっすぐ生えている親知らずならそれほど恐怖はない。 現に35年前に上の歯の親知らずを抜いたときは普通の歯を抜くのと変わらなかった記憶がある。 だが今回は下の歯で何より斜めに生えかけて頭がちょこっと出ているいわゆる埋伏歯なのである。 埋伏歯の抜歯をするところの動画をユーチューブで相当本数見たが、見れば見るほど恐怖心が湧いてくる。 先ず歯茎をメスで切って歯を出してから半分ほどをまず切断して…最後は歯茎を縫合してという具合で、ペンチみたいなので1発ポンと抜くわけにはいかないのである。 仮になんとか抜けたとしてもその後1週間ほどは地獄の日々が待っているのも、経験者がユーチューブで語る動画を何十本と見たから知っている。 そんなこんなで先生に聞いてみた、「これ抜くのって大変じゃないんですか?」と。 そしたら先生曰く、「まぁ実際やってみな分からんけどレントゲンで見る限りは根っこの方がそれほど深そうでないのと、根っこも二股に分かれておらず丸っこい感じやからチョッとこの辺をグリグリしたら抜けると思いますわ」とレントゲン写真を見ながら仰る。 「それで時間はどれぐらいかかります?」と私、先生は「2~30分もあればたぶんいけると思います」と返す。 そこまで言われたらやらんわけにはいかんやろ、ここでまさか「いややっぱ大学病院か総合病院の口腔外科で抜歯しようと思います」なんて言えるわけない。 あ~来週の月曜日まで憂鬱な気分で過ごし、その後は最低でも3~4日は痛みと戦わなあかんことになる。 今後親知らずを抜かなあかん人に言っておきたい、ユーチューブでの予習はほどほどにしといたほうがええと思うで、学べば学ぶほど恐怖心が勝ってくるからね。


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