全体相場の方は依然として方向感は出ておらず、はっきりしない相場展開となっているから今は何も売買しないのがベスト戦略なのかも知れないが、そんな中でなんとか利益になる源泉はないものかと個別株を漁っているのが大方の投資行動となっているようである。 私もそんな思いで先週月曜日に青山商事を買い付けたのだが当日に月次売上高(5月度)の発表があり、その数字が悪かったことでそこからかなり売り込まれることになっている。 それにしてもタイミングが悪すぎた、ファンダをほとんど気にしないので毎月7日に月次発表があるなんて知らなかったよ。 まぁ今回は数字が悪かったから下げたが、これが逆に良かったら多分上げていただろうから気にしたところで所詮は同じということである。 今回数字が悪かった原因ははっきりしていて、緊急事態宣言の影響、つまり時短営業や一部店舗の休業ということである。 ということは6月も数字は良くないということが容易に想像できるんだけど、だったらしばらくは上げないのかというとそうとは限っていないことは長年株式相場をやっていれば誰でも経験することである。 株価は私が買ってから1割以上の下げとなっていることからこの先買い下がりを検討しても良い水準である。 800円弱のところに200日線(EMA)が走っていることから一応そのあたりが一つの下げ止まり目途になると思っており、高値からの下げ幅・率、短・中・長期線の順番、傾き、トレンドライン、陰線新値本数、日柄、場味それらを総合的に判断して買い下がるかどうかの判断をすることになる。 ということで今週の私の戦略としては、青山商事をどこで買い下がるかの1点に集中するということにしている。 なお全体相場に関しては、日本は方向感が出ていないが米、欧に関しては上昇トレンドが続いていることから、今の状況が続くと考えるしかない。 日本市場も今はグズグズしているが米、欧に歩調を合わせる動きになることは十分にあり得ることである。 警戒するのは米、欧に調整の兆しが現れてからでいいと思う。 今からいつ調整が来るかとビクビクしていても始まらない、毎日ビクビクして神経をすり減らすだけ損である、と私は思うのだが。
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