分散投資をする目的

 リスク分散のために分散投資をするということが投資の世界では常識となっているが、私が分散投資というか複数銘柄を売買する目的はリスク分散にあるわけではない。えっ、リスク分散以外に分散投資をする意味ってあるの?と普通は思うだろうね。私の場合リスク分散は精々1割程度ぐらいにしか考えていなくて、残りの9割は回転売買での効率化を図るためである。1銘柄だけを売買対象にした場合、株価変動の波の谷(底値圏)で買って山(天井圏)で売るという売買をすることになるが、その間はすべての資金が縛られることになり、谷と山の間隔が長くなってしまうと資金効率が落ちてしまう。しかし銘柄を分散させた売買をすれば買いのタイミングと売りのタイミングはバラバラになるから、タイミングが来たものから順次売買すれば資金は常に回転することになって効率的である。これが私が分散投資をする主目的なのだが、もう一つ私にとって大きな意味がある。何かと言うと売買チャンスが数的に多く巡ってくることで、私の精神上イライラしなくて済むということである。1ヶ月以上売買チャンスがなくても別に何とも思わない人はいいが、私のように短気な人間は半月も売買チャンスがないとイライラが募ってしまう。まぁ以上のような理由で私は分散投資をしている次第である。株の場合どうしても全体指数の動きに少なからず影響を受けるので、分散投資をしたからと言って必ずしもバラバラな売買タイミングにはならないが、多少はバラけるのでしないよりはした方がいいと思っている。そういう意味でも商品ETFを今後は積極的に売買対象にしたいと考えているのである。


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