健康保険をどうするか

 相場に関しては相変わらずよう分からんというか、保ち合い状態が続いているだけなので特に何もないです。
 さて、サラリーマンをやっていて退職すると健康保険をどうするのかという問題に直面します。と言っても国民健康保険に加入するか、今までの勤務先で最大2年間の任意継続という形をとるかのどちらかなんですけどね。もうかれこれ15年ほど非正規で働いている私は今まで何度もこの問題に直面してきました。そんな私が今まで採ってきた選択は国民健康保険に加入するというものだったのですが、今回の退職では任意継続という形にしました。今まで私がなぜ国民健康保険の選択をしてきたかというと、インチキ、イカサマができると踏んでいたからに他なりません。もう時効だからしゃべってもかまわないと思うので言いますが、正規の保険料を払わずに済むことが出来ていたからです。どういうことかと言いますと、ご承知かと思いますが保険料は前年度の所得を基準に計算されることもあって、退職して収入のなくなった身には払うのがしんどいんです。今現在は無職であるというこの事情を盾にして、役所には既定の保険料はとてもじゃないが払えないので分割でちょっとづつ払いますからと言っておく。そしてそのうちに再就職出来たら国民健康保険を脱退する。本来なら払えずに溜まっていた保険料は再就職するまでの期間分を払わないといけないのだが、そのままにしておくと役所から請求が来ないで払わなくて済むということがあり、それに味を占めて退職すると国民健康保険に加入することにしていた。だがそんなインチキ、イカサマがいつまでも通用するはずもなく、近年は役所も払い切るまできっちり請求してくるようになったのである。請求が来て払わないでいると延滞税までかけてくる。そんな状況になったからには国民健康保険に加入するメリット?はない。まぁ自治体によって国民健康保険料は異なるし、勤務先によって任意継続の保険料も異なるだろうから一概にどちらが得とは言い切れないが、一般的には任意継続の方が得になるのではないだろうか。私の場合だと月に2万も違わないが1万以上は優に違ってくる。そんなわけで今回は任意継続を選択したという次第である。ただし嫁はんを被扶養者に認定してもらうためには年間所得を180万円以下に抑える必要がり、それにはパート収入を月あたり6万円以下に抑えなければならないのと、毎月の給与明細書のコピーを勤務先に提出する必要があるのがめんどくさいが仕方ない。それに保険料を毎月振り込まなければならないのが手間である。銀行振り込みの手数料と給与明細を送付する郵便切手代が毎月かかるが、保険料が月に1万以上違えば必要経費だと割り切るしかないね。というように退職して一番負担に感じるのは健康保険料なのである。


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