私の景気指標

 世の中の景気が今どのような状況、状態にあるのかを判断するに際して、一般的にはGDPをはじめとして鉱工業生産指数やら工作機械受注状況やら物価指数などの経済指標で判断されることになっているが、多くの国民にとっては実感として伝わりにくいものになっている。これらの数字が良ければ景気はいいということになるのだろうが、実際生活する人々はそんな数値で景気の良し悪しを感じているわけではなく、もっと身近な事象で感じることが多いと思われる。コロナ前と今とをGDPなんかで比較してみると到底コロナ前の水準には戻っていないわけだから、景気がいいとは言えないということになる。私が個人的に景気の良い悪いを判断する目安にしているものがあるのだが、それに依ればここ何年かで今が一番景気がいいという事象が現れている。それは何かというと、帰りの通勤時に見る近鉄沿線のある駅前のファミレスの客の入り具合である。このファミレスは2階建てになっていて、私が見ているのは2階部分の客の入り具合である。ここ10年ほどは私が見る時間帯(午後6時過ぎ)だと客無しから多くてもせいぜい2組までだった、アベノミクスの時でもそうだったのが、ここ最近になってからは3組、4組と入っているのを見かけるようになったのである。コロナで最も被害を被っている業種の一つである飲食なのにである。この現象をどう解釈したらいいのだろう?と思って毎日電車から見ているのだが、これが現実なんだからこれはもう景気が良くなっていると解釈せざるを得ないのではないか?今でこれなら日本もアメリカみたいにもう一度10万円給付をすれば間違いなく景気は良くなると思うね、まあ日本はしないだろうが。まぁとにかく事程左様に世の中の人は外食へと流れているように見受けられるので、この流れを絶やさないためにも微力ながら私も何とか力になれないかと考えた。そうだ、きれいなおねえさんを誘って食事に行こうと思い立ち連絡を取ってみたらOKだったので、私が退職する今月末までのどこかで行くことにした。おねえさんとは去年の9月に行ったのを最後に行っていない。10月はおねえさんがゴルフで忙しくしていたし、11月は私の体調不良でキャンセルしたし、12月に入るとコロナが拡大してきて流石におねえさんもちょっと引いてたし、年が明けると緊急事態宣言で無理となり、ようやく半年ぶりに行けることになった。多分みんなも去年の12月から自粛してきて、今月になって関西では緊急事態宣言が解除になったので「それっ」とばかりに繰り出しているのだろう。ええこっちゃ、必要以上に自粛することはない、コロナなんて罹る奴はワクチン打っても罹るし、罹らん奴は何しても罹らんのやから己の責任で好きにしたらええと思う。緊急事態宣言で感染者数が減ったと思ってる人間からしたら何言うてくれてんねんてなるんやろうけどな。


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