今日は有休取得で休みだから体力、気力、時間がそろっているので更新しておきます。更新が滞りがちなのは左記の3要因もあるが、相場の動きがパッとしないと書くこともないのでそうなってしまう。で、今日何を書こうかと考えたのだが、相場に関しては相変わらずパッとしない値動きの期間に入っているので特に書くこともない。まぁ個人的には来週25日に実施される中山製鋼の立会外トレードでどういった動きになるのかが気にはなるところであるが、それを今ここで書いたところでどうなるものでもないし、中山製鋼を手掛けていない人にとっては関心のあることではないので記事のバリューはない。ということで全体経済という大きな観点から現在および将来の考察をしてみたい。物価の下落は止まっているにもかかわらず、需給ギャップがあるというだけで日本はいまだにデフレであるという人が少なからずいる。需給ギャップの有無でデフレ、インフレを言うのであれば、恐らく今後もずっとデフレが続くということになるだろうが、それでは経済の状態を正確に言い表しているとは言えないと私は考える。需給ギャップが存在する限り物価は上がらないと普通は考えられている。まぁ確かに理屈だけで考えるならそうなるだろうが、現実は需給ギャップが存在しても物価は上がる可能性があると私は思っている。そもそも私は今現在の日本において本当に需給ギャップがあるのかどうかは分からないと思っているのだが、まぁここではそれは置いとくとして、需給ギャップがあっても物価は上がり得るということを考えてみたい。つまり供給力を上回る需要が喚起されるケースについてである。まず前提として長期間にわたって需給ギャップが存在し続ける場合には、その需給ギャップは年々縮小されていき、最終的にはギャップが解消されるようなところまで供給力は減少すると考えられる。そのような供給力が減少する過程において何らかの要因が加わって需要が少しでも喚起され増加すればどうなるだろうか? 減少過程にある供給力はすぐに増加することはない、増加させるには設備投資等の時間を要することになるからである。現在の日本はバブルが崩壊してからというもの30年にわたって需給ギャップを抱えてきたが、ここ最近はほとんどギャップは解消されていたと思っている、特にコロナ前の段階では。コロナが発生したことで若干再びギャップが生じた感はあるものの程度はそれほど大したものではないように思える、一部の業種を除いては。一方需要面ではコロナ後に一段の金融緩和と財政面でのバラマキによって少なからずの増加があると考えられる。需要面においても業種によって状況は異なるが。働かなくても働いていた時以上の金をもらえるようなバラマキをすれば需要はどうなるか言うまでもない。物価ということを考える場合、需要と供給から考えるのが大前提だが、需給以外にもコスト面から考える必要もある。つまり需要が増えなくても、供給が減らなくても物価は上がることがあるからである。原材料費が増加すれば製品価格は上がるのが普通である。特にそれが必需品であればあるほどその傾向は強くなる。これ以上グダグダ書いても仕方がない、本当にこの国の物価が上がることがあるのかということに疑問が拭えないデフレ信者諸君に言っておく。もうすでにインフレへの道はアスファルト舗装が完成し、どんな車も高速で目的地に着くことができるようになっているのである。
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