世間はコロナ、コロナで騒がしいが、感染が拡大することは、1日の感染者数がまだ2000人前後の時点で、ここで記事に書いてすでに予想済みである。首都圏に続いて今週は関西圏でも緊急事態宣言が発出される見通しであるが、東海圏でも同じ動きになってきている。だが感染者数の拡大は恐らく減少に転じることはないであろう。良くて上げ止まりが関の山であるが、恐らく今月中は増加傾向は変わらないと予想する。その理由は寒さがまだまだ続くということに加えて、日本の緊急事態宣言というものが温い内容だからである。じゃあもっと内容的に厳しいものにすればいいのかと言えば、確かに厳しくすれば感染者数の拡大は現行制度よりは抑えることは可能になるだろうが、この国のいろんな事情というか制約というかそのような絡みによって厳しくしようにもできないのだろうと推測する。つまりは補償、金(財源)の問題ではないということである。大方の人は金(補償)さえ貰えるんだったら厳しくてもいいと考えるかもしれないが、そうではない、つまり金だけではないという人たちも一定数いて、これが問題をややこしくするのである。それらの人たちの考え方も必ずしも間違っているというわけではないだけに(厳しく)できないのだろうと私は考えている。だが本気でコロナ感染を食い止めるつもりであれば現行の緊急事態宣言では駄目だということぐらいはだれでもわかる、ないよりはマシ程度のものでしかない。つまりは国としては何が何でもコロナの感染を食い止めるということは考えていない、ある程度の感染は許容するというものになっている。私はそれでいいと思っている方だから今以上に厳しくしろと言うつもりはないが、コロナ恐怖症の人にすればもっと厳しいものを望んでいるのだろう。だが先に言ったようにこれ以上厳しいものにすることは難しいだろうから、現行の基準で感染防止に努めるしかないのである。与えられた制度、枠組みの中で自分は如何にしたらコロナ感染のリスクから逃れることができるかを考えて行動すればいいと思うのだが、自分で考えるのはめんどくさいから誰か(国が)考えてくれ、そしてさらにお金もくれというクレクレ君が文句を言うのが世の常である。
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