指数的には相場は依然保ち合い状態に変わりはない。 細かく見れば日経平均は完全に横々だが、TOPIXは下値を切り上げてきている。 現在は保ち合い状態ではあるが中長期の移動平均線は上向きであることから、この保ち合い後どちらに向くかと言えば、上方向である可能性がチャートで判断する限りは高い。 なので大まかな戦略としては、上げトレンドにある個別株の押し目を拾うという基本中の基本戦略でいいと思っている。 そういうわけで私の個人的な戦略も、中山製鋼、河西工業、新日本電工の押し目を拾うということにしている。 まぁ今がすでに押し目だと言えばそうと言えるかもしれないが、もっとはっきりした押し目を拾う戦略にしている。 それで拾えなければそれでもいいと割り切っている。 約定する可能性はそれぞれ50%、30%、10%と思われるところに指値を入れ、今週中注文を出している。 NTNに関しては手仕舞い(利食い)の方向で考えており、それなりの上値を分割で売っていく戦略である。 中山製鋼はちょっと欲が出てしまい、手仕舞いタイミングを逃した形となったが、これは新日本電工の手仕舞いが結果的に早過ぎて大魚を逃したことが影響した。 どこまで上がるかなんて分からないのだから、こういうことになるのはごく当然のことだと分かってはいるんだけどね・・・。 私にはもう少し欲のコントロールが必要なようだ。 まぁそれでも(手仕舞いが多少うまくいかなくても)買い付けるタイミングが間違っていなければ損になることはまぁないんじゃないの、そう思うけどね。 利益率や利益額の多少はあっても利食いして損になることは100%ないんだから。 そのくらいのゆる~い気持ちでいないとストレスばかりが溜まってしまうよ。 完璧主義、完全主義なんてこの世から消さないと人生疲れるだけよ、私は常に78点主義です。 今の小学校や中学校のテストの点数が100点満点だとして、生徒たちの点数分布がどういう状況になっているかは知らないが、私が子供の時は80点というのが一つの基準であったように思う。 つまり80点以上取っていればまあ怒られることはない、90点以上ならよくやったで、70点台ならもうちょっと頑張らないとね、で、60点台になるとあ~怒られる~だった。 50点台はもう死にたいというレベルだったね。 これら背景を踏まえて私の78点主義を主張しているのである。 合格点にちょっとだけ(2点だけ)足りないけどこのくらいなら許してよ、ほぼほぼ合格じゃん、ていう感じ。
ここでこの私の78点主義に関する我が家の出来事を恥をさらして紹介しておこう。 今からちょうど2年前の12月である。 その年の10月末に娘が初めて子供を出産して病院から退院した後、実家で過ごしていた。 そして1か月半ほどが経った今頃自分の家に戻って行ったのだが、実家から送り出すときに私が「育児は78点でええで」と言って送り出した。 というのは実家にいる間見てたらまぁ初めての育児ということもあって何から何まで本に書いてある通り、言われている通りにしようとしていてかなりしんどい思いをしていたようだったからである。 私としては78点ならある程度の努力は必要だがそんなにシャカリキになって頑張らんでもとれる点数やろと思って言ったのだが、余り学校でのお勉強の出来のよろしくなかった娘からしたら78点を取るのは結構難しい、自分が最大限頑張って取れるかどうかという感じの点数だったようだ。 なので家に戻ってからも78点を取るためには完璧にやるつもりでないと取れないと思っていたようだ。 というのは嫁はんがその後1か月に1回程度は娘のところに様子見に行っているのだが、嫁はん曰く考えられないくらい何事も時間通りに日々の育児をしているようで、2歳になった今でも同じ調子だそうである。 これを聞いて私は、「しまった、娘には78点じゃなく55点と言っておかなければならなかった」と思った次第である。 まぁとにかく私は78点という点数が最適だと思っているので仕事においても全体的には78点でいいと思っている。 100点でなければいけないところは100点の仕事をしなければならないが、60点でいいところは60点でいいのである。 それをこれは女性に多いのだが何事も100点を目指すような仕事ぶりの人がいる。 その考え方では管理職にはなれないよと言ってやりたい気もするが、私からは口が裂けても言えないので黙っている。
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