下降トレンド入り濃厚

 一昨日の記事で書いたようにTOPIXは週明けに20日線と40日線がDCして下降トレンドに入っていくものと思われる。 月、火2日続けてよほど大きな上昇となれば別だが、そうならなければDCが確定する動きとなるだろう。 日経平均の方はまだ5日線が40日線を割り込んだ段階で、20日線と40日線のDCまでは数日を要するから来週いっぱいかかるかもしれないが、流れはTOPIXに追随するものと思われる。 米国市場の指数で言えば、ダウがTOPIXと同じ状況で、ナスダックが日経と同じ状況、S&P500がその中間の状況にあり、日米ともまったく同じ状況である。 ダウに関してはまだ20と40のDCこそしていないが、ダブルトップのネックラインを割り込んでしまっていることからも、下降トレンド入りはほぼ確定と言っていいだろう。 そして欧州の仏、独はすでに完全な下降トレンドになっている。 日米ともに今回は売り圧力に耐えられないものと思われ、下降トレンド入りは時間の問題になっていると言えよう。 今回の下げトレンドがどこまで下げるのかについては分からないが、常識的に考えれば最低でも半値押しである20000円前後までの下げはあると思われる。 場合によってはもちろんそれ以上の下げも有り得る。 米国の大統領選の結果がどうであれ、それを口実にしてそれなりの下げを演じると考えておくべきだろう。 そうでないと相場が成り立たなくなるから。 そんなわけでここからは売り方にとってワクワクする局面が訪れそうである。


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