私が通勤している沿線のとある駅近くに広い敷地があって、ずいぶんと昔から某スーパーが営業していたが、十数年前くらいに撤退してその後に別のスーパーが入って営業していた。 だが売り上げというか業績が芳しくなかったようでそのスーパーも撤退してしまった。 で、その後に建物を全部取り壊して更地にしたうえで現在マンション建設が進んでいるのだが、その土地の一部分に食い込むような形で昔からの薬局が建ったまま残っている。 マンションの敷地となる土地がちょうど凹の形になっていて、土地を利用する側からすればこの50坪ほどの薬局のために非効率というか有効利用がし難い形状となっている。 その薬局というのは看板が残っているから薬局だったと分かるが、今現在は営業している様子は全くない。 駅前の商店街からはかなり離れたところに位置しているので、今後店を再開してもわざわざ買いに来る人はまずいないと思われる。 今回マンションを建てて販売するにあたってディベロッパーは当然この薬局に土地の売却を持ち掛けたと思われるが、薬局が残ったままになっているということは所有者が売却を断ったということになる。 断った理由は分からないが、私が所有者なら相場の倍ほどの値段を吹っかけて売ってしまうんだけどね。 ディベロッパーにしたら是が非でもほしいはずだから少々割高でも買うだろう。 この薬局部分の土地があるのとないのでは有効性がまったく違ってくるからね。 まぁそりゃあディベロッパーもその土地がなけりゃあそれなりの設計をして、それなりに有効性を高めるだろうけど・・・。 恐らく所有者は高齢だろうからもう少しすればディベロッパー側にチャンスが訪れる可能性も無きにしも非ずだと思うが、いつになるか分からないものをそこまで待てないということなんだろう。 私はこの土地に全く何の関係もない人間だが、通勤電車に乗ってこの土地を見る度にモヤモヤしたものが湧いてくるのである。 自分に関係ないのにそんな気持ちになるのはよほど暇だということになるのかな? まぁ確かに暇であることに間違いはないんだけどね。
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