昨年東京で起きた暴走事故の裁判で被告は、車が勝手に加速したことが事故の原因であり、自分に落ち度はないということで無罪を主張したとのことである。 普通に考えればまずありえないと思われることを主張して裁判で勝つにはそれなりの証拠がなければできないことだと思うが、この被告にはそれがあるのだろうか? もしかして10年ほど前にアメリカで起きたトヨタ裁判の例を当て込んで、無罪に持ち込もうという腹積もりなのか。 あのアメリカの裁判も詳しくは知らないが、やっかみ半分でトヨタにいちゃもんを付けただけの裁判だったように思える。 フロアマットの所為でアクセルが戻らなくなったのが事故の原因みたいに言われたが、本当にフロアマットでそんなことが起こり得るのか?というのが個人的な感想である。 今回の事故は時速90㎞を超えるスピードで交差点に突っ込んだことで起きたものだが、アクセルを踏まないで90kmのスピードが勝手に出るという事態が起きるのが想像できない。 まぁその辺のところ含めて今後の裁判で明らかにされていくのだろうが、この事故は単にボケた老人がアクセルとブレーキを踏み間違えただけのものであるとしか私には思えない。 車のシステム上の誤作動で加速した可能性があると被告および弁護人は主張しているが、システムの誤作動だけでは加速しないんじゃね? あくまでアクセルに物理的な力が加わってアクセルを押し下げないことには。 自動車の構造的なことは全くの素人でよくわからないが、普通且つ常識的に考えればそうなるんじゃないの。 さらに言えば、100歩譲って被告側の言う通りアクセルは踏んでいないとしても、それだけのスピードが出たのなら普通ブレーキを踏むよね、でも今回の事故はブレーキを踏んだ形跡もないんだよね。 このことは取りも直さずアクセルとブレーキの踏み間違えを証明してることにならないか?と私は思うんだが・・・。 しかし今後自動運転技術が向上して完全自動運転技術なるものが完成されたとしても、必ず事故は起きると思うんだが違うかな? 完全自動運転になったら無事故の世界が展開されるなんてありえないことだと私は思っている。 このことはちょうど経済で言えばMMT論者が「要るだけお金は刷ればいい」と言うのに似ている。
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