今週の戦略

 相場は上昇トレンドが続いており崩れる気配は今のところはない。 実体経済の方はよろしくないのだが、世界的な金融緩和が続くことから、今後も実体悪を緩和策で覆い隠す形で相場は中長期では上げて行くと考える方が無理がない。 とはいうものの短期的には調整局面が近い将来訪れる可能性があると考えている。 というのも3月の底値から上げ始めて6か月が経とうとしているが、今まで調整しておらず、相場のサイクル的にはここらで一旦の調整があってしかるべき局面であると考えている。 アベノミクス初期の勢いのあった上昇トレンドの時も6か月で然るべく調整している。 なので今回もそろそろ調整してもおかしくない日柄に差し掛かっていると言ってもいいだろう。 ただその調整が終われば相場は再度上昇トレンドを描いて上げて行く可能性が高いような気がしている。 ここが今までの私の相場観と異なる点である。 相場観が変わったのは超金融緩和によって世界がインフレ経済に切り替わることが明確になりつつあるからである。 なので現時点で私の相場観はこの先短期調整(下降)、中長期上昇、超長期下降というものになっている。
 以上のことから現在の売りポジションをどうするかであるが、来るべき調整局面で一旦全玉決済するつもりである。 その後のことは決済してから考えることにする。 調整局面が来る前に日経平均が終値で24000円を超えれば以前から言っている通りトレードは今後いたしません。 ということで「早く来い来い調整局面」と念仏を唱えながら今週を過ごすことにしますが、今週は来ないだろうなと思っている。


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