今週もポジションをいじる予定は今のところないので、戦略というものもない。 全体相場は緩やかな上昇トレンドに変化はなく、売りポジの私としては見てるほかないという状況である。 個別の東海カーボンに関しては、下降トレンドが崩れていないことから、うまくいけば利食いのチャンスもなくはないかもしれないが、あまり期待はしていない。 そんなわけで今週も力が入らない1週間となりそうだ。 世界的に大きな出来事が起これば別だが、そうでないなら保ち合いレンジの中の動きに終始するだけで終わる可能性が高いと思われる。 とはいえ一応上昇トレンドなので、戻り高値を更新する可能性もそれなりにあるから分からない。
ということで相場戦略に関しては以上で終わりであるが、別の観点から今現在の状況を観察してみたい。 現在コロナの感染者数が春のころを上回っているのだが、世間は春の時よりも明らかに落ち着いている状況にある。 1日の感染者数が1000人を超えていてももうだれも驚かない。 これは国民に感染者数報道に対する免疫ができて来たから、いわば報道に対する集団免疫を獲得しつつあるからだ。 つまり今までが過剰反応だったということになる。 そらぁインフルエンザよりはるかに少ない感染者数と死者数なのに何でここまで騒ぐかねぇと私なんかは思っていたが、ようやく国民の多くもそのことに気付き始めたのではないかと思う。 コロナさえ落ち着けば(感染者数や死者数ではなく、国民の心理状態)今は比較的平和な状態であると言えるのではないか? 世界的な懸念材料はいくつかあるが、今現在はコロナ以外何も表面化していない。 このあたりが相場が堅調な要因になっているのではないかと思っている。 まぁコロナのおかげで他の懸念材料が表面化していないとも言える。 そしてそのコロナでさえ冷静に考えてみればそれほど恐れるものでもない、少なくとも相場参加者においてはそう考えているのではないか? 私の勝手な推測だがコロナに対する恐怖感は、相場参加者とそれ以外の人ではかなりの開きがあるように思える。 私がそう考える理由は、相場に携わる人はそうでない人に比べて情報収集力と情報分析力において相当な違いがあると考えるからである。 相場参加者はコロナはそれほど恐れる病気ではない、精々インフルエンザと同程度に考えておけばよい、であれば他に問題が起きていない今はリスクオンでいい、と考えているゆえに相場は上昇をしてきたのではないか。 そして金融緩和がそれに拍車をかけたのではないかと・・・。 まぁ以上は私の勝手解釈であるから事実とは異なると思っているが、ひょとしたらちょっぴり当たっているところがあるかもしれない。
スイングトレードランキング
コメント