昨日は天候が雨だったということも影響していたのかどうか分からないが、久しぶりのキタ新地は以前のような賑わいはほとんど感じられない街になっていた。 とにかく人出が少ないのである。 以前は行きかう人や車で歩きにくさを感じていたものだが、今はスイスイと歩けるほどの有様である。 そりゃあ時期が時期だけにある程度予想はしていたがそれにしても・・・。 帰るお客を見送りに店の外に出ていたクラブのホステスはフェイスシールドを着けていたが、私ならそんなホステスのいる店にわざわざ行こうなんて思わないね。 あんなものを装着した人間と会話してもねぇ・・・、なんかよそよそしい感じしかしないと思うのだが。 まぁ好きにしたらよろしい。 で、私の方はきれいなおねえさんとガッツリ話し込んで楽しいひと時を過ごしてきた。 お店はもともと非常にゆったりとした席の配置をしているから隣との間隔は優に数メートル以上空いているし、店全体のスペースも広いから密になりようがない。 向かい同士で座ったおねえさんとの距離でさえ2メートルまではなかったが、それに近いものだった。 日本のトップ洋酒メーカーの店だけあってそれなりの店であった。 営業を始めてからかなりの年数が経つが、日本でこの名の店は銀座に1店舗とここ北新地に1店舗あるのみである。 資本力はトップ洋酒メーカであるから問題はなく、その気になればいくらでも出店できそうなものだがそんなことはしない。 どこぞのステーキ屋とはえらい違いである。 ちょっと流行ったからといって店舗数を急拡大させると100%失敗するのは飲食業の常識なのに、それをやって失敗するのが後を絶たない。 これはやはり早くたくさん儲けてやろうというスケベ心からくるもの以外の何物でもない。 別にたくさん儲けることが悪いと言っているのではない。 たくさん儲けようと思うのならそれなりの戦略なり手順を踏まないと駄目でしょ。 店舗数を急拡大させればどういう問題が起きるかなんて、ちょっと考えれば分かることだと思うが違うのかねぇ。 飲食業の店舗展開に関しては岡目八目で偉そうに言えるが、株式の売買においては今までに店舗の急拡大と同じようなことをやったことがあるのであまり偉そうなことは言えない。 それからガツガツしないことも大事かな。 昨日はイタリアンのコース料理だったのだが、そこの店のコースはどれも飲み放題になっているから、飲まなきゃ損という意識がどうしても働くのも無理はないところである。 これが安もんの居酒屋チェーン店だったら最初から急ピッチで飲んで、グラスが空くなり店員を呼んでお代わりを要求するのだが、昨日は店のスタッフが「お飲み物はよろしいですか?」と聞いてくるまでこちらから要求することはしなかった。 まぁ私ぐらいの齢で昨日のような店でガツガツしてたら、スタッフから「何このおっさんは」と思われるだろうからね。 とまあここまではよかったのだが、時間が来て退店を促されてからもおねえさんとの会話を楽しんでいたら、再度スタッフから「次のお客様のご予約がありますので」と退店を求められてしまったのはちと失敗だったかな。
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