久しぶりに今日は動いたなぁーという感はあるが、株価的には依然として保ち合いに変わりはない。 やはり15日に付けた安値を割り込まない限りはこちらとしても動く気はない。 チャートを見た感じだけだと何となく下へ行きそうな気もするが、チャート的、テクニカル的には今の時点ではここからどう動くかはまだ分からない。 チャート的には分からないのだが、ファンダメンタルズ的には中長期で下げるという見方に変わりはない。 これは4月からずっと言い続けていることであり、私はまったくぶれていない。 そして今は二番底に関してだれも何も言わなくなったが、私は今でも必ず来ると思っている。 さらに今は20000円を割り込むという人さえいなくなってしまったようである。 一時的な調整があっても20000円までで下げ止まり、とにかく相場は上を目指すのだと言っている人がほとんどのような気がする。 多くの人がそう予想する根拠は無制限金融緩和だろう、つまり無制限に資金が株式市場に流れ込んでくるのだから実体経済に関係なく上がるしかないではないかということのようである。 まぁ普通に考えればそう思うのも無理はない、表面上の理屈は間違っていないからね。 そんな人たちにここでちょっと考えてみてほしいことがある。 誰もが知っている世界の著名投資家であるバフェット、世界最大のヘッジファンドを率いるレイ・ダリオ、近年の相場をことごとく当ててきた世界の債券王ガン・ドラック、これらの著名投資家は今回の無制限金融緩和相場において全く買いのポジションは取っていない。 ガン・ドラックにおいては買いポジどころか空売りをしているし、バフェットも航空株や金融株の現物株を売ったことはあっても買い増しは一切していない。 なぜ彼らは買っていないのだろうか? 彼らは間違っているのだろうか? この答えは時間の経過とともにいずれ分かる時がくると思われる。 ひょっとしたら彼らが間違っているのかもしれないし、やっぱり正解だったねとなるかもしれないが、それは今の時点で分からない。 私はその時を楽しみに待っているんだけどね。
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