先週後半は想定通りの保ち合いとなりましたが、今週どういった動きになるのかを予想することは難しい、早い話が分かりませんということになる。 上、下、横どれも有り得るチャート形状になっているからね。 そこで今週の戦略としては、やはり基本様子見ということになってしまうんだが致し方ないだろう。 ということで今週の戦略は以上で終わりになるんだが、これで終わってしまっては面白くないだろうから今から講釈を垂れます。
相場は3月19日の底からかなりの急回復でこれまで上げてきた。 上げてきた理由はコロナの収束と金融経済政策によって、今後実体経済が回復していくということを織り込んできたと考えるのが自然である。 つまり今現在まだ実体経済は悪い状態だが、これから回復していく期待感で上げてきたのである。 だがここで考えておかなければならないことが二つある。 まず一つは確かにコロナのある程度の収束と政策によって最悪期は脱してある程度回復するだろうが、決してコロナ前と同じ状態には回復しないということである。 言っておくけどこれはあくまでマクロ経済の話であって、個別企業のミクロの話ではないのでそこんとこよろしくです。 だから私は今回の戻り局面では日経で24000円は超えないと思っているので、もし24000円を日経が超えるなら相場はやめますと言っているのである。 つまり日経は24000円に到達することなく下降トレンドに転換するという信念で私は今の相場をやっている。 二つ目は回復するという期待感で上げている今の相場であるが、1か月後ぐらいから出てくる経済指標が思いのほか悪い場合は、なんだ全然回復してないじゃんとなって、失望感とともに相場は崩れてしまうということである。 つまり相場が織り込んだ回復度合いに見合わない現実となった場合には売られること請け合いである。 以上の2点がこれからの相場において頭に置いておかなければならないことだと思っている。 あと付け加えるならば、コロナの収束を前提としているのだから、コロナが収束しそうにない、あるいは第2波が来たとなっても相場は崩れ去る。 まぁこれは言わなくてもみんなそう思ってるだろうから別にいいけどね。 ということで以上で私の講釈を終わります。
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