1億総コメンテーター

 非常事態宣言が出されてからというもの、この国のありとあらゆる人たちが、宣言時期をはじめとしてその内容に至るまでああだこうだとケチをつけている。 そのケチの中身は千差万別であり、人によってバラバラでどうとでもいえるものばかりだが、政府(国)に対して文句を言いたいということなんだろう。 国民みんなが納得するようなものは到底不可能であり、あんただったら立派なものを出せるのかと言いたい。 文句の多くは補償に関するもの(額と範囲)のようであるが、お望み通りのものにするには相当な額のお金が必要で、財源の問題もあるし、不公平感の問題もあって一概にこうすればいいというのは極めて難しい。 どんな施策を打ち出しても必ずどこかから文句が出るのである。 私は今回の宣言に関しては何の文句も言うつもりはない、ご苦労さまでございますとしか言えない。 先に財源の問題もあると言ったが、個人的にはそれはほぼないと思っていて、足らなければ国債を発行すればいいからである。 国(政府)の借金なんて多少増えたところでどうってことないんだから何の問題もない。 やはり補償の範囲というか線引きの問題ということになるだろう。 どれが正解なんてないんじゃない? だから難しいということになるんだが。 こんな難しくめんどくさい問題に取り組んでくれている人たちに、私はとても文句を言う気にはなれないのである。


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