昨日はあまりにも悲観的な記事を書いたので、公平を期すために今日はできるだけ楽観的に考えた見方を書いてみる。 日経平均の17000円前後は2016年に1年近くかけてもみ合った水準であり、この価格帯まで下げてくれば必ずと言ってもいいくらいの確率でいったんは下げ止まると思われる。 ましてその水準まですでに7000円ほど下げているわけだから、いくら弱い相場でもそれ以上下げる可能性は極めて低いというしかない。 現在あらゆるテクニカル指標は陰の極を表しているものばかりであり、これ以上は悪化しようにもしようがない。 全体相場は依然下げ止まってはいないが、個別株の中には大きく値を戻すものが見られ、中には暴落前の水準にまで戻したものもある。 新型コロナも感染拡大初期の頃注目を集めた中国および日本においては、現在それほどの拡大にはなっていないことから、欧米においても拡大ペースが落ちてくるのは時間の問題のように思える。 つまり世界的に感染の拡大はそろそろピークアウトしようとしているように感じられる。 そして各国政府は経済の落ち込みをカバーすべくそれなりの政策を打ってくるから、一旦落ち込むものの回復は意外と早いのではないか。 これらのことからここから一直線に戻すことはないにせよ、少なくとも下げ止まる素地はできていると考えるのが妥当な見方であろう。 ざっとこんなもんでどうでしょう? まだ楽観度が足りませんか?
私の頭の中では昨日書いたような悲観的な見方と今日書いたような楽観的な見方と両方が存在していて、日々その割合が変化するのでその都度ポジションを修正するようにしている。 だからどちらか一方にポジションを大きく傾けるということには普通はならない。 片張りなら2-0とか0-3とかで、大きなポジションなら8-6とか5-7になるが、どちらにしても買いと売りのポジション差は小さくなる。 それだとうまくいっても小さな利益しか出ないではないか?と思われるだろうが、そんなことはないよというのを今実験しているのである。 この売買のやり方の欠点は一般的には面白くないということになるのだが、他人は面白くなくても自分が面白ければいいのである。 微妙なバランス感覚でポジショニングを行うのが私は面白いと思ってやっているのである。 やっぱ私ってちょっと変わってるよね、今まで生きてきた中でちょくちょく言われたよ、「〇〇さんて変わってるよね」って。 言っておくが私は変わってるんじゃない、ちょっと変わってるだけだ。
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