今までの薬ではもう効き目がなくなってきたことが分かると、痛みを抑えるにはさらに強い薬を求めるのが患者の常である。 そして医者は患者の要望に応えて強い薬を処方するが、その副作用で患者は新たな別の苦しみを負う羽目になる。 昨年私が通っていた整形外科の先生が言っていた、「先生、今の薬じゃ効き目が弱くて痛みが治まらないから薬の量を増やして下さいと言うから増やしてやると、今度は胃の具合が悪くなったのでどうにかしてくれと勝手なことを言うので困るんだ」と。 これと同じことを日銀が今日から始めたようだ。 今までは前日より一定の率以上下げた時だけ700億円強のETF購入を行ってきたが、今日から1000億円に増額している。 先週は連日700億円強購入したものの焼け石に水で何の効果もなく、相場が下げに下げたのを見て、これじゃいかん、何とか下げを食い止めないと下手をすれば債務超過に陥ってしまう、ということで今日からは1000億円買いまっせとなったようだ。 どうやら中国には負けてられないということらしい。 まぁそんなことにもなってはいるが、ここはそんな材料は無視してチャートを頼りに売買していくつもりである。 と言っても今はやはり感染拡大の状況には十分に目配りをしておかなければならない。 極論になるかもしれないが、相場が今後どう動くかは感染拡大の状況次第であると言ってもいいだろう。 今日はノートレードだったが明日は売買チャンスが来るだろうか、ボラが大きいからと言ってあまり大きな値幅を狙うと売買チャンスはなくなるから、その辺の塩梅が難しいね。
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