チャートを見て思うこと

 米国の金融政策の転換をはじめ米中貿易戦争やイランを主とする地政学リスク等、ファンダメンタルズ的な要因で相場を見よう、予想しようとしても複雑すぎてとても理解できるものではない。 ファンダメンタルズは基本的な事象だけ押さえておいて、あとはチャートを見て相場の現状把握と今後の展開を考えるほうが分かりやすい。 ということで株価指数のチャートを見て考えてみたい。 たびたび言ってるように日本の場合は全体相場の実態を表しているのは日経平均でなしにTOPIXの方であるから、TOPIXのチャートで見てみることにする。 一言でいえば去年の1月を最高値としてそれ以降はずっときれいな下降トレンドを描いてきている。 去年の9月から10月にかけてのみダウ理論から逸脱した動きとなったが、それ以外はほぼダウ理論に沿った動きのトレンドを形成してきている。 ということから今後についても下降トレンドが継続すると考えておくのが自然な見方になる。 であれば今年の3月から4月にかけて付けた高値を抜くことはないということになる。 現在株価は4月の高値から今月初めに付けた安値のちょうど半値戻しのところで上値を抑えられている。 半値戻しを達成したということは十分に戻したということが言える水準である。 下げに対する戻りの目途をどこに置くかはトレーダーによって目安が異なり、フィボナッチの38.2や61.8を使う人もいるが、私は今までチャートを見てきた経験から半値(50パーセント)を使っている。 ということですでに株価は反転下降する最低の条件はクリアしているという判断である。 条件をクリアしているというだけでここから下げるということではないことは当然であるが、ここから4月の高値付近まで戻すことも有り得るのかというと、そこはファンダメンタルズ的に可能性は極めて低いと考えている。 つまり為替が円高に振れている中にあって4月の高値まで戻すことは到底考えられないからである。 その為替の円高も一時的ならまだしも他国の金融政策等を鑑みればこの先も円高が続いていくことは予想するに難くない。 そんなわけで株価はいずれそのうちに下降に転じると思っている。 今度下降に転じたらどこまで下げるのかという点についてだが、私は少なくとも去年の12月安値付近までは戻りを交えながらも下げて行くだろうと思っている。 日経平均でいえば19000円処ということになるが、今現在でこんなことを言っている人はほぼ皆無みたいだね、ちょっと悲観的な人でも20000円がいいところで多くは精々20500円まででしょ。 ちなみに私が言う19000円も当面の下値目途ということであり、長期的にはもっと下を想定している。 以上が今現在私が考えている今後の相場観であるが、これでも私としては悲観的でも楽観的でもない客観的に見たつもりなんだけど世間的には超悲観的ということになるのかなと思っている。


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