実態

 日本の相場を表すチャートと言えば日経平均とTOPIXが代表であるが、昨年以降この二つのチャートは異なった様相を呈しており、どちらがより日本の相場の実態を表しているかと言えば紛れもなくTOPIXの方であることは誰もが認めるところである。 なんせ日経平均は225銘柄のみの株価を基に算出されており、ファーストリテをはじめとする値嵩株の影響を受ける指数であるから全体の動きを忠実に表しているとは言い難い。 このことはいつも私が記事の中で言っているのだが、世間は常に「日経平均がぁ~」と言って相場解説をする。 どんだけ日経新聞から金もろとんねんと思いたくなるがまぁこの際どうでもええわ。 で今日私が言いたいのは日本じゃなくて米国の相場に関してである。 米国の場合ダウ、NASDUQ、S&P500と3種の指数があり、現在はどれも昨年10月の高値に並んだ史上最高値圏にある。 つまり日本と違って下降相場にはなっていないということになっている。 しかしダウはわずか30銘柄のみ、S&Pにしたところで500銘柄である、まぁダウよりかは大分多いが。 米国には日本のTOPIXに該当するような全銘柄を対象とした指数はないのか? ありました、NYSE2000という指数が。 この指数のチャートを見ると主要3指数のチャートとは似ても似つかぬ形状をしていると同時に、日本のTOPIXと同じく昨年の1月を最高値として昨年の10月の高値はそれよりも低く、今年の5月の高値はさらに低くなっているのである。 つまり日本も米国も相場の実態を表すチャートは全く同じ形状をしているのである。 世間は米国の相場を解説するときに「NYダウが~、NASDAQが~、S&Pが~」と言っているのだが、実態を表しているとは思えない指数のチャートで語っていることになる。 ということで日本も米国も下げ相場に入っていることになるのである。 そんな状況でありながら数週間の短期ならともかくとしても中長期で株を買えますか?と私は言いたい。


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