トランプとFRB

 過去に何度かこのブログ上でFRBの金融政策は景気の後追いしかできないので、FRBの金融政策では景気の悪化を食い止めることはできないということを指摘してきた。 今までは複数の経済指標上で景気の悪化が認められないとFRBは利下げ等の金融緩和策を採ることはなかったからである。 それが今年になって景気の減速の兆候が出てきた時点でトランプは利上げの停止とバランスシートの縮小について言及し、結果的にFRBの政策が変更されることになった。 その結果米国の景気は以前のペースを取り戻したように思える。 もしトランプがFRBの政策について何も言及しなかったなら間違いなく利上げは続けられていただろうと思う。 そしてその結果景気は確実に失速していたと思われる。 大統領がFRBの金融政策に注文を付けることについての是非はあるにせよ、学者頭のFRBのメンバーではトランプのような発想にはならない。 年初のトランプ発言はタイミングと内容ともにグッドだったと思うが、今回の1%の利下げと量的緩和再開発言は今の段階ではさすがにやりすぎだろうと思う。 恐らくトランプとしてもそれは分かっていて言っているのだと思う。 即ち大き目の要求をしておくことである程度の成果を実現させるという腹積もりなのだろう。 夏までに0.25%の利下げでもできれば良いというのが本音ではないのかと思う。


スイングトレードランキング

コメント

非公開コメント

トラックバック