迷走するスルガ銀

 以前記事で少し触れたがスルガ銀の行く末を今日はもう少し考察してみたい。 先日私はこの株をチャートではなくファンダメンタルズ100%で空売りした。 理由は企業発表の業績予想数字及びアナリスト予想数字よりも業績悪化が見込まれると判断してのものである。 そう判断した根拠を以下に述べる。 前期決算においてスマートデイズの貸倒引当金繰入により、例のかぼちゃの馬車問題は今期業績には影響しないということでの発表数字になっているものと思われるが、果たしてそうだろうか? スマートデイズ関連の与信費用さえ適切に処理すればあとは問題がないという様な単純なものではないと私は思うのだが・・・。 かぼちゃの馬車問題はあくまで表に現れた1事件であり、同行の融資姿勢を代表するものであると推測している。 つまりスマートデイズ以外にも同じ様なスキームで融資がなされているケースは多分にあると考えられる。 現に先日も新聞でそのような記事が載っていたことで証明することができる。 まぁすべての企業において信用は大事なのだが、こと銀行に関してはその度合いが他の一般企業とは桁違いであると思うのである。 その銀行においてこのような問題が起こった場合にその銀行と積極的に取引しようと思う人がどれだけいるのか?を考えてみれば業績回復は極めて難しいということが想像できる。 別の角度からでは行員の士気の問題が上げられる。 いくら真面目に業務に取り組むと言っても今までと同じ気持ちでやれるかということである。 これは個人差があるだろうから何とも言えないが、全体で見ればプラスではなくマイナスに作用すると考えるのが自然なような気がする。 つまり今までとは行員の「頑張る力」に陰りが出てくることによって業績の回復はより困難さを極めることになるだろう。 これらのことからスルガ銀は今後少なくとも2~3年は業績の低迷が避けられないと思われ、下手をすれば赤字転落となることは容易に想像できる。 とまぁ、破綻した銀行で働いてきた経験から勝手に予想してみたのだが、当たらずとも遠からずであることは間違いないと思うぞ。 今回のスルガ銀の問題は、自動車メーカーの検査員の資格がない者が検査していたとか、鉄鋼メーカーの検査数値改竄とは問題の次元が違う。 これは余談だが私のいた銀行もスルガ銀も創業者の親族がトップになってから業績が傾く発端となったことや、そのトップの出身大学が同じであるというのは共通している。 その大学は一流私大なのでスルガ銀の方は知らないが、私がいた銀行のトップは裏口入学であったことはほぼ間違いない。 なぜならそのトップの高校時代の学力がどれほどのものであったかを受験勉強を教えていた人間から聞いたことがあるからである。 とてもじゃないが実力で合格できるレベルではなかったようである。 今と違って当時(50年前)は裏口入学花盛りだったからね。 そらぁ銀行のトップなら息子を裏口入学させることなんて朝飯前だっただろうからね。 とにかく私はこの銘柄は機会あるごとに売り一筋で攻める予定であるが、チャートを見たらとてもここからは売れないよとなってしまうだろうね。 以上ポジショントークでした。


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