多少のリスクなら

 決算発表は跨がないというセオリーに従い、今まではすべて発表までには手仕舞いしてきたが、今日発表のあったモリテックスチール(5986)は手仕舞いしなかった。 手仕舞いしなかったのは決算が悪くても大きく下げることはまずないだろうと判断したからなのだが、なぜそのように判断したのかというと、簡単に言えばこれ以上下げようがない処まで売られていると思ったからである。 決算内容の良し悪しで普通は10%程度なら簡単に動いてしまうが、この銘柄は1月18日の高値1380円から680円処の半値以下まで2度にわたって売り込まれてダブル底を形成して740円まで戻しており、仮に決算が悪くてもここから10%も下げることはまず考えられないと思ったのである。 普通1トレンドの調整で高値から半値になるまで下げることはめったにない。 2016年の1月から2月にかけてマイナス金利政策導入により銀行株が大きく売り込まれた時には半値になったが、あの時はマイナス金利導入といういわば特殊な状況下で起こったことであった。 今回のモリテックスチールは特にこれといった要因もないのに半値まで下げている、なら決算が少々悪くても安値を更新することは考えにくいと思ったのである。 まぁ仕手株なら半値以上に下げることはあるが、そうでないならもうこの辺が限界だと思うのである。 果たして決算発表の内容は予想よりもかなり悪く、今期も2桁増益が見込まれていたにもかかわらず減益予想となり、かなりインパクトのあるマイナスサプライズである。 なので発表直後からかなり売り込まれ、またしても680円処まで下げることとなったが、その後買い戻されて前日比で2%台の下げで引けている。 恐らくだが半値まで売り込まれていたのは今回の発表内容を先取りした値動きだったのではないかと思っている。 仮に今までそれほど売り込まれていなかったなら今日の発表で恐らく20%近い暴落になっていたのではないかという気がする。 来週以降の値動きがどうなるのか未知数ではあるが、悪材料出尽くしで上昇を期待している。 今日の極悪決算内容の下げでもまだ上向きの5日線の辺りで踏ん張っているところを見ると悪くはないんじゃないかと思えてくるのだがどうなるかな。


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