今週の戦略

 金曜日のNYは雇用統計の結果を受けて大きく上昇し、CME日経先物も大きく上昇していることから月曜日は高く寄り付くことは間違いないが、このことをもってここから上昇して行くと判断するのはいくら何でも早計だろう。 確かにナスダックは高値を更新しており、S&P500は三角保ち合いを上放れていることからこの先上昇していく可能性が高いことを示唆していると言える。 だが日経となると話はまた別であり、必ずしもNYの後追いをするとは限らない。 その最大の要因と考えられるのが為替である。 ドル円は今年に入ってからずっと円高トレンドが続いており、未だ反転のサインはチャート上からは伺えない。 私もつい最近まで誤った認識でいたのだが、この為替のトレンドはドル安が続いているのだと思い込んでいた。 ところが為替の各チャートを改めて見てみるとドル安はとうに終わっていて今進行しているのは明らかな円高である。 つまり全通貨の中での円の独歩高である。 この円高の理由など私は知らないしネット上を見てもこれといった説得力のある理由付けは見当たらないからどうでもいいのだが、円高トレンドが継続中という事実だけは認識しておかなければならない。 この円高トレンドが続いている限りにおいて日経の上昇はあり得ないことは言うまでもないだろう。 まぁ節目の一つと考えられている105円近くまで進んだことからここらで一旦トレンドが終了する可能性はあるだろうが、所詮105円という数字自体に意味はなく、単なる心理的なものなので105円を割り込んでしまうことも十分に考えられる。 というような状況で今週全体相場が上昇を続けるというのは考え難く、グズグズした展開になると予想する。 全体相場がそのような状況に陥っているときは個別株の中で弱い動きのものはズルズルと値を下げる展開になるのが普通である。 したがって私は今週も戦略的には売りでのトレードを考えているところであり、銘柄マイニングも売り候補銘柄に絞っている。 とりあえずは月曜日の値動きを見守りたい。 動くのはその後でいいだろう。


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