年末年始相場を考える

 今年も来週1週間を残すのみとなり、年末年始相場をどうやり過ごすのがいいのか考えてみる。 昔ながらの相場師的考えでは年末までには全ての玉を手じまって休むのが常識とされてきた。 確かにそれが一番無難で確実な対処法だと思う。 だが一般個人投資家でそれが実行できる人が果たしてどれだけいるだろうか? 恐らくほとんどと言っていいぐらいいないのではないかと勝手に推測する。 それはギリギリまでもっと儲けたいと思う人もいれば、損を抱えた玉を年末だからという理由だけで手仕舞いする気にはならない人がほとんどだからだと思う。 まぁ手仕舞いするかどうかはともかく年末年始の相場がどういう動きをするのか、ここ近年の動きを知っておくことは無駄ではないだろうと思うので確認しておきたい。 まず記憶に新しい1年前から振り返ってみたい。 去年の年末は12月初めから下げてきた株価が年末週は踏ん張って持ち堪えたが、年初からは怒涛の下げに見舞われたという年であった。 次に一昨年の年末はどうだったかというと、やはり年末はある程度踏ん張ったものの年始は月の前半下げに見舞われた。 さらにその前年はどうだったかというと、年末は上げたが年始から下げ始め3月まで下げた。 さらにさかのぼりその前年はどうだったか?となると年末は上げて1月は一時的に下げた場面はあったものの高値での保ち合いとなったが、この時がアベノミクス初動の時である。 以上ここ4年の年末年始相場を確認して言えることは、年末相場は横ばいか上げるかであるということになるが、横ばいとなったのは月初から下げてきていた時であり、月初から上げていた時はそのまま上げているということである。 年始(1月)相場は概して下げているということである。 アベノミクス初動時にあった年だけは株価を維持したが、それでも一時的には下げているし少なくとも上げてはいない。 以上を総合すると年末にはやはり一旦玉を手じまうのがセオリーとなるようである。 まぁ年末が難しいなら少なくとも年初には売っておくべきであるということになる。 この事実を踏まえて今年の年末年始あなたはどう動きますか?ということなのだが、今までがそうだったからと言って必ずこの年末年始も同じ動きをするかというと決まっていないのはもちろんである。 がしかし相場というものは確率のゲームであるというのも事実である。


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