もういくつ寝ると

 日経平均は今月に入ってからずっと上昇トレンドを描いているが、NYダウはずっと横ばいが続いていて煮詰まりきっている。 日経が堅調なこともあって強気のコメントも増えてきて、中には大相場の始まりかというようなものまである。 そんな世間に冷や水を注すようで悪いが、私なりの見方を書いてみたいと思う。 まず日経平均は確かに上昇トレンドの最中にあり、4月25日の戻り高値まであと150円のところまで来ており超えるのはほぼ間違いないような感じを受ける。 そして実際に超えてくればますます強気のコメントが増えるだろう。 だが4月の戻り高値の上300円のところには2月1日の戻り高値も控えているし、その100円上には18000円というキリ番が控えている。 まぁこのように節目が続々と控えているということもあるが、私はそれらの節目に到達するまでに上げ止まり反落する可能性の方が高いと思っていて、そう思う1番の理由は今の上昇トレンドの勢いにある。 チャートを見てもらえばお分かりいただけると思うが、ローソク足の1本1本が小さい(短い)のである。 つまり高値は更新して行っているのだがちょっとずつなのである。 このことは言い換えれば上昇に勢いがないということである。 勢いのない相場はそれほど高値もないものであるから、早晩反落に転じる可能性が高いと考えている次第である。 今のこの勢いを加速させるには余程大きな政策なりが示現されないことには難しいだろう。 果たして政府にそのような政策があるのか? 次にNYの株価であるが、大統領選を控えてダウは9月下旬から1か月以上動きがない状態であり、S&P500はやや下げ気味で9月の安値に到達している。 まぁ大きな視点ではどちらも保ち合いにあるわけで、いずれどちらかに大きく放れるというのが通説である。 たぶん大統領選をきっかけとして動き出すと思われるが、じゃあ上と下どちらに放れるのかを考えた場合、選挙結果によるところもあるだろうが、仮にヒラリーが勝ったとして、それで上げる要素は何があるのか?と思うのである。 つまり私は大統領選の結果がどうなるかよりも選挙が終わることに意味があると考えている。 NYの株価の先行きは大統領選の結果ではなく、利上げの動向如何であると思っていて、選挙が終わると同時に相場はそのことを織り込みに動き出すだろう。 利上げがあるとして織り込む場合、ないとして相場が織り込みに行く場合、そのどちらもどう相場が動くのか理屈では私はわからない。 わからないが、利上げがあるなら下げるとか、ないなら上げるとかいうような単純なものにはならないように思える。 理屈で考えてもわからないならチャートの動きで先行きを占うといういつものやり口になるが、そうなると今のNYのチャートを見る限り私には下方向への動きがイメージされてくるのである。 NYが私の予想した動きになるなら当然日経平均もそのような動きになるだろう。 以上今の上昇の勢いとNYの先行きという2つの観点から私は日本の株価を下目線で見ているのである。


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