根本原因

 ここ最近というか数か月前から相場は株式、為替、債券、商品(金・原油)の相関関係が乱れてチグハグナ動きをしている。 このことについては以前にちょっとだけ触れたが、相場全体が不安定な状態にあるということを表していると思うのである。 ではその不安定さはどこから来ているのかというと、ズバリ金融政策の違いから来ていると言えると思う。 つまり日・欧は金融緩和に進んでいるのに対して、米は利上げという金融引き締めに動いていて世界が同じ方向を向いていないのである。 昔ならこれでもよかったかもしれないが、現在のようにグローバル化した経済下においてはこのような状況は好ましい状況とは言えないのである。 もしこのまま米が利上げに突き進むようであれば将来的に間違いなく大破乱を引き起こすだろう。 今月か12月かはともかくとして利上げはそれで打ち止めになることは間違いないとともに、早晩利下げの話が沸き起こってくると思われる。 来年も利上げできるほど米経済が強含むとは到底思えないのである。 個人的には今月も12月も利上げはしなくていいんじゃないかと思うが、FOMCのメンバーさんはどうしても年内に利上げをしたいらしい。 おそらく過去の金利水準からしてみたらこんな超低金利状態を長く続けるわけにはいかないと思っているのだろうが、過去と現在では経済環境が大きく異なっている。 インフレなんてもう先進国においてはあり得ない経済環境なんだよ、ヘリマネでもやらない限りは。 ということで今月か12月かどちらにしても利上げをすれば米株式市場は下降トレンド入りは間違いないであろう。 利上げをしなければしばらくは高値圏で推移することができるかもしれないが・・・。


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